今回、制作するブックカバーの寸法図を書きました。
皮を所定の大きさに出来たら、折り返し部分の加工を行います。
右端から5cm×2=10cmの部分に印を入れます。
皮の上端から5mmの部分に紙テープを平行に貼ります。
皮の下側も同様に紙テープを貼ります。
この紙テープは、接着剤を塗る定規となります。
(図面の右側の上・下の斜線部分が糊代)
接着剤を塗ったら、紙テープを剥がし、折り返して接着させます。
重石を載せ10分程接着するまで待ちます。
これで、幅5cmの差し込み部分が出来ます。
完全に接着出来たら、縫い合わせるために穴を開けます。
穴を開けるのには、板の上に厚みのあるゴムを敷き、その上に皮を載せ、6本ヒシ目打ちであけていきます。
(6本ヒシ目打ち)
ヒシ目打ちの刃を一か所ダブらして差し込むと、間隔が保たれます。
しっかりと6本ヒシ目打ちを打ち込んで、針が通りやすいようにします。
ここまでできると、いよいよ糸の用意です。