祖父が動物好きで多くの動物を飼っていましたが、私が世話が出来るのはニワトリさんとヤギさんでした。
畑に出かけ、草刈りをしてその草を持ち帰ります。
これがヤギさんや牛の餌となりました。
手から直接食べさせることが出来るので大満足でした。
楽しみはこれだけでなく、スイカ、葡萄に桃などお腹いっぱいになるまで食べさせてもらいました。
夏休みが終わるころには、沢山のスイカをくださり、我が家の廊下はスイカに占領されるぐらい並んでいました。
どの食材も買うのではなく、頂くのが当たり前の状態。
贅沢な話です。
しかし、それが突然届かなくなりました。
祖父が亡くなり、後を継いだ叔父が脳溢血で亡くなってしまったのです。
葡萄も桃も高級品です。
買ってまで食べれません。
叔父が亡くなって分かった有難み、心に沁みます。