保育園でのお米作り。
田植え前と稲刈り前に手順や観察をしていただきたいことなど打ち合わせをおこないます。
が、コロナウイルスで、出入りが出来なくなり、今年も先生方によるお米作りになっています。
田植え後、順調に成長しているようです。
先日、園長先生から「穂が出てきました。昨日は出てなかったのに、今日は沢山の穂が出ています。」と。
この夏最大の行事開始です。
ちょっと大げさでしたが、これをしないといけないのです。
何かって?
はい、スズメさんよけのネット掛けです。
周囲には田んぼが無い市街地の保育園。
穂が出て、籾が膨らみ始めるとスズメさん達の波状攻撃に合うのです。
最初の年に、気が付くと半分くらい籾を食べられてしまいました。
急遽、竹で囲いを作りイノシシ避けのネットをかけ、これで一安心。
と思ったのですが、これが甘かった!
フェンス沿いの部分にネットも掛けたのですが、フェンスと支柱の間が狭く手が入らなく、上から垂らした状態に。
結局その隙間から入られました。
その後もネット内に侵入され、ついには籾が収穫できず。
次の年から、ネットの足元も重ね部分も重石や、ビニールひもでネットを縫い合わせたりするように。
それからは完全防御態勢に。
そのため、毎年山に出向き竹を切り出しています。
支柱の本数と、梁や桁の長さ、本数を計算切り出します。
置く場所、園児の人数により本数が変わってきます。
手間はかかりますが、子どもたちの笑顔をみると暑さも吹き飛びます。
それでは、ちょこっと、山までドライブに出かけてきます。