山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

お礼肥え

2014年11月13日 | 農業


発泡スチロールの田んぼで米作りを始めて6年目。

最初はどうなるかと思っていたものの、毎年順調に大きくなり実をしっかりと付けています。

環境が悪くとも、一生懸命に子孫繁栄のために実をつけてくれます。

2000年も昔から。

野菜は、連作障害があります。

なぜ稲にはないのでしょうね?

しかも効率よく実をつけます。

ちょっと計算をしてみますね。(一般の農家の方の場合)

一粒の籾から何粒の籾が収穫できるでしょうか?

1本の茎に何粒の籾が付く? ⇒ 80~100粒

一株には、何本に茎が増える? ⇒ 20~25本

80粒×20本=1,600粒~100粒×25本=2,500粒

1,600~2,500倍になるんですよ。

凄いですね!

それこそ、精根尽きるぐらい頑張って子孫を残しているんですね。


わたしは農薬は勿論、化学肥料も使いません。

その年に収穫した稲のわらを切ったものと、米糠、生えてきた草を稲さんの肥料として使います。

毎年、今頃になると押し切りで藁を切り「ありがとう」と感謝しながら入れていきます。

これだけしかできませんが、毎年多くの籾を付け、私を喜ばしてくれます。

それにしても、稲の生命力には驚かされます。


来年も頑張ってくれることを祈りながら、しっかりと土作りです。

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