浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

あなたはまだGoogleを使っていますか?

2013-07-30 17:31:30 | 日記
 もうボクはGoogleを使用していません。duckduckgoに完全に変えました。なぜか。

http://donttrack.us/
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やっぱり

2013-07-30 17:17:11 | 日記
 やっぱり、安倍自民党とナチスは親和性がある。

 これは『読売新聞』の記事。こういう人物が副総理なんだ。欧米に報道されたとき、どういう反応が返ってくるだろうか。


ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演


 麻生副総理は29日、都内で開かれた講演会で憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」と述べた。

 その上で、ドイツでかつて、最も民主的と言われたワイマール憲法下でヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒けんそうの中で決めないでほしい」と語った。

(2013年7月30日07時32分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T00050.htm
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参議院選挙での希望

2013-07-30 07:09:54 | 日記
 参議院の選挙では、自公が勝利し、今後の日本の行方に赤信号が点っている。

 しかし東京選挙区で、山本太郎が当選したことは、わずかな灯火であった。がんばれ、山本太郎!


http://digital.asahi.com/articles/TKY201307290441.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201307290441
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日本の空は、アメリカ軍の空

2013-07-30 06:55:38 | 日記
 時事通信配信の記事である。横田基地に配備されるであろう空軍のオスプレイは、今や海兵隊化している日本の自衛隊を運ぶためではなかろうか。

 日本の陸・海・空の自衛隊は、すでに米軍と混成され、米軍の指揮下にある。属国日本はどこへゆく。



横田基地も有力候補=空軍オスプレイの配備先-日本政府と協議中・米高官

 【ワシントン時事】米太平洋空軍のカーライル司令官は29日、一部記者団とワシントン市内で会見し、空軍仕様の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの日本での配備先について、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)と並び、横田基地(東京都福生市など)も有力な候補だと述べた。配備先は2014年初めまでに決まる見通しという。

 司令官は「横田も議論されている」と語り、日米両政府が協議中だと明言。さらに「横田には恐らく(配備先として選ばれる)相当の可能性がある」との見方を示した。 

 CV22は、沖縄に駐留する陸軍特殊部隊の輸送などに使用される。特殊作戦機として運用するため、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備済みの海兵隊仕様のMV22オスプレイに比べ事故率が高く、地元から配備に強く反対する声が上がっていた。12年6月には、米南部フロリダ州で訓練中に墜落事故を起こしている。

 日米関係筋によれば、米軍は15年夏ごろをめどに10機程度のCV22配備を検討。日本側は「沖縄配備は認められない」と主張してきた。このため日米両政府は、政治的あつれきが比較的少ないとみられる横田基地に着目したもようだ。

 一方、司令官は、グアムに配備中の大型無人偵察機「グローバルホーク」を来年の台風シーズンから米軍三沢基地(青森県三沢市)に一時的に移駐させて運用することを検討していると明らかにした。台風シーズン中は、荒天のためグアムのグローバルホークの運用に支障が出ており、北朝鮮の監視がおろそかになると懸念も浮上していた。(2013/07/30-01:33)
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【本】中見真理『柳宗悦-「複合の美」の思想』(岩波新書)

2013-07-30 06:27:01 | 日記
 ボクを未知の世界へと誘ってくれた本である。今まで、民芸といい、柳宗悦といい、そういう世界があることは知ってはいたが、その世界へと足を踏み入れたことはなかった。

 今秋から、ボクは新たな歴史講座を引き受けるなかで、この浜松市にも民芸運動が存在していたことを知り、その資料を集め始めていた。そんなときに刊行されたのが、本書である。

 まず「序章」を読み、著者の立ち位置が、現代的な課題を十二分に意識しながら柳について書いていることに、大いなる安堵の感を抱いたのである。研究というものが、現代的な課題を意識せずに行われるという時代に入っていることに、ボクは慨嘆していたところであったので、本書の「まえがき」を読んで、ほっとしたことも事実である。

 さて、著者は「野に咲く多くの異なる花は野の美を傷めるであろうか。互いは互いを助けて世界を単調から複合の美に彩るのである」という柳のこの考えを中核として論じていく。この考えは、民芸に関してのみ妥当するものではなく、自然や社会、政治など、あらゆるところに敷衍することが可能となる思想である。

 柳のその思想はどこから来たものか、著者は探索を開始する。そこには、多数の思想家が顔を出す。クロポトキン、
ブレイク、大杉栄、白樺派、浅川兄弟、トルストイ、バートランド・ラッセルなど、柳が影響を与えた人々の思想が列挙される。

 ボクは、それらの文学者や思想家の思想を、ボク自身が十分に咀嚼してこなかったことを大いに恥じた。すでに遅いであろうが、ブレイクやクロポトキンについては、今から読んでみようと思う。

 さて、柳は「複合の美」という中核的な思想から、朝鮮の文化、東北の民芸、アイヌや沖縄の文化や民芸に価値を見いだし、差別される現実を、自らそういう価値に誇りを抱いて乗り越えていくことを主張する。

 同時に、「複合の美」の視点から、平和思想へと発展させていく。著者は、この平和思想こそ、現代において注目すべきではないかと主張しているようなのだ。然り、とボクは、著者の意思に賛同する。

 よい本である。柳の思想が、「大日本帝国」の思想に抗いつつ、国内外の文学者や思想家の思想を、それこそ「複合」して形成されてきたものであること、でるがゆえに普遍性をもったものとして今も存在していることを著者は明示しているようだ。

 
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