浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

アングロサクソンはとんでもない奴らだ!

2014-02-18 23:09:53 | 政治
 アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの5カ国は、連携しながら盗聴活動を行っている。以前は「エシュロン」が問題となったが、今度は「ファイブ・アイズ」だ。いずれも政治的なことだけではなく、経済的なことも盗聴し、自分たちの利益につなげている。このアングロサクソンの策動に、日本も協力しているようだ。

 日本は、アングロサクソンの下僕のようだ。

 以下は、『琉球新報』社説。


米豪盗聴活動 国家的犯罪を即中止せよ 2014年2月18日


 またもや不正な個人情報の入手、利用が白日の下にさらされた。

 オーストラリアの情報機関が米国家安全保障局(NSA)に対し、米国法律事務所から盗聴した情報の提供を申し出た。ニューヨーク・タイムズが米中央情報局(CIA)元職員スノーデン氏が持ち出した機密文書に基づき報じた。

 米英両国やオーストラリア(豪州)などアングロサクソン系5カ国は「ファイブ・アイズ」と呼ばれる国際通信盗聴網を構築している。盗聴網は5カ国以外の国の政府や要人だけでなく、民間の弁護士もスパイ対象にしていることになる。

 スノーデン氏の告発を契機に昨年来、CIAによる世界規模でのネット上の個人情報収集、NSAによるドイツのメルケル首相ら外国首脳約35人への盗聴など、米情報機関による手段を選ばぬ人権侵害が次々明るみになっている。

 今回、さらに深刻な事態が浮き彫りとなった。2001年の9・11テロ以降、米政府は国内外での盗聴活動を「テロ対策」と主張し、正当化してきた。しかし今回、オーストラリア政府が盗聴したのは、たばこやエビの輸出をめぐり、米豪両国と貿易摩擦を抱えるインドネシア政府に助言していた米法律事務所だ。テロとは無関係だ。経済外交で優位に立つための市民の権利侵害は許されない。

 友好国首脳を盗聴対象にしたことは噴飯ものだ。同時に盗聴対象が人物、分野、目的など事実上底なしであることが判明した今回の一件も法治国家にあるまじき行為で、米豪の事実上の国家犯罪だ。

 昨年11月、国連総会第3委員会(人権)は通信傍受など情報収集活動の悪影響を深く懸念し、インターネットなどデジタル通信上のプライバシー尊重や「独立した監視の仕組み」づくりを各国に求める決議を採択した。国際人権規約が定めるプライバシー権はネット上でも尊重されるとした。

 決議を重く受け止め、不正行為を直ちに中止すべきは、米国など盗聴網を張り巡らせる関係各国であることは言うまでもない。

 米政府はネット上の個人情報収集について、一時「米国市民には適用されない」と説明。米政府内にはいまだに、国家元首クラスの盗聴は控えるが、それ以下なら許容されるとの考えがあると聞く。これは独善以外の何物でもない。直ちに不法な盗聴をやめるべきだ。

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【本】中島岳志・森まゆみ『帝都の事件を歩く』(亜紀書房、2012年)

2014-02-18 22:46:53 | 読書
 学生時代を過ごしたのに、東京をボクはほとんど知らない。あまり出歩かなかった。美術館やホールなどには行ったが、歴史的事件が起きたところや有名人の足跡をたどることができるようなところなど、まったくもって知らない。

 ボクは、この年齢になって、東京を歴史的な現場を歩いてみたくなっている。そのために読んだ本だ、

 確かに東京は文化人が住み、重大事件が起き、そして政治や経済の中心地である。そこに多くの人が集まる。だがボク自身は、東京に住みたいとは思わない。

 さて、本書に登場してくる者たちの多くは、煩悶青年である。青年の、すべてではないが、自らの生き方や社会のあり方などを考え煩悶する。その煩悶の中から、政治の方向に歩む者がいる。東京で起きたテロ事件も、そうした人物によって起こされている。

 煩悶青年が、歴史に大きな衝撃を与える。そうした衝撃が起きた現場が、今も残る。

 読んでいて、森も中島も、多くのことをよく知っている。ボクも文学作品は高校時代からたくさん読んではいるが、作品だけに関心を抱いていたから、その作者の生の軌跡についてはほとんど知らない。

 文学を読むということは、その文学の作者の生の軌跡に中に位置づけなければならないと思った。

 本を読み、さらに別の本を読みたくなる。本がボクを追ってくる。ボクは中学生の頃から、何でも知りたい、分かりたいという願望を持ち続けている。知っていないと、分かっていないと不安になる。

 この本も、そうした別の本への欲求、そして東京各所の探訪へと誘う。暖かくなったら、東京へ行って、歴史の現場を探ろうと思う。
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ファッショ

2014-02-18 08:54:22 | 政治
 これは政治学の泰山北斗である丸山真男のことばである。

「ファッショというのはどこでもそうで、軍部がそうだけれど、厳格な実定法主義の立場からみたら許しがたい勝手なことをやる。あとで、それを法律で正当化するけれども、その時々においては法を破っているわけです」(『丸山真男回顧談』上、2006年 262頁)


 集団的自衛権を強引に合憲に持っていこうという、「厳格な実定法主義の立場からみたら許しがたい勝手なことをやる」安倍首相は、まさにファッショであると言わねばならない。言うまでもなく、ボクが彼をファッショと呼ばなくても、日本国内は別にして、欧米諸国からはウルトラナショナリストをはじめ、ファッショ的な人物としてすでに名指しされている。

 安倍首相が日本の首相であることにより、まさに日本は国際社会で孤立化しているわけだ。

 こうした人に対してネットの世界では支持が多い。先日も、関東地方をはじめ豪雪に覆われた日の夜、安倍首相は高級な天ぷら屋で会食したようだ。これに対し、前民主党の議員が国民が雪で困難を抱えているときに、よりによって最高級の天ぷらやに行くとは、ということをツイッターで発信したようだ。

 このニュースに対するコメントを読むと、コメントを寄せた人は、安倍首相にはとても寛容なのだ。

1404点 日本の首相が天ぷら食って何故悪い!下らぬ事に難癖つけるな!
1199点 人の粗探しする時間があるなら、三宅議員は国のための仕事をせよ
1098点 高級が駄目と言うのもおかしい金が使える人はどんどん使うべき
997点 どうでも良いくだらぬことでいちいち騒ぎすぎだ!
958点 この発言した三宅雪子議員は震災時にアロマオイル自慢してたよね
892点 お金持ちがカネ使わんと庶民にまで回らん。アホな非難こそ無駄
879点 前議員の三宅雪子さん、もう少し高尚なツイートしてくださいね。
773点 三宅?、ワザとコケて選挙でこけた人???
612点 貧乏人は頑張れば金持ちになるが馬鹿はいつまでも馬鹿
393点 ノー天気な人間は何処まで行ってもノー天気政策は他人の投げ売り

 1920年代から、ドイツ国民がヒトラーのナチスに対して支持を与えていくプロセスとパラレルにみえてくる。

 ファッショ的なことに対する批判的精神は、今、きわめて重要だと思う。
 
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