第2次世界大戦、ヨーロッパではナチスドイツがヨーロッパ中を戦場として、破壊と殺戮を行った。だから戦後、ドイツは周辺諸国・地域の住民に謝罪し補償を行った。今ドイツは、ヨーロッパの中核となっている。
ひるがえって日本はどうか。ドイツと同じように、日本は周辺諸国・地域に戦争の惨禍を強いた。破壊され、殺され、働かされるたいう記憶をもった人々を大量につくりだした。もっとも長期間戦場とされ、もっとも大きな被害を受けた国が中国だ。
日本は、米英やソ連だけではなく、中国にも負けたのだ。日本人は、戦時下軍靴で中国の広い地域を荒らし回り、中国軍民の激しい抵抗を引き出し、その結果として日本は敗戦を迎えた。だが日本の支配層は、そうした事実を見ないようにしている。おそらくその背景には中国蔑視があるのだろうが、近年、安倍政権になってからはさらにその傾向は強まっている。南京事件はなかったとか、尖閣諸島の領有をめぐり平和的な解決ではなく武力に訴えるような方向を示すようになり、中国との対立は深まるばかりだ。
中国は、侵略された国家として(非は侵略国である日本にある!)、戦争に勝利した国家として、さらに戦後賠償を放棄した国家として、存在している。その中国に対して、日本政府は強い姿勢で臨んでいる。
となると、中国はもはや日本に遠慮はいらない。被侵略国家として、戦勝国として、過去という「時間」のなかに入りつつあった「戦争の記憶」を、高く掲げ始めた。
まずは共同配信記事。
強制連行訴訟、全被害者を想定 中国政府「重大な罪」と支持
2014年2月27日 01時50分
【北京共同】日中戦争時の強制連行の被害者と遺族計37人が日本企業2社を相手に中国で起こした損害賠償訴訟について、原告代理人の康健弁護士は26日、「2社に連行された被害者は計9415人」と指摘し、法的には被害者全員の参加が可能な集団訴訟であることを明らかにした。
中国外務省は同日、「強制連行は日本軍国主義が犯した重大な罪で、未解決の歴史問題だ」と日本を非難し、訴訟支持の立場を示した。
原告側は、三菱マテリアルと日本コークス工業(旧三井鉱山)に被害者1人当たり約1700万円の賠償と謝罪を要求。被害者全員の賠償が認められた場合、総額は約1600億円に上る。
これには、日本は勝てない。なぜなら、それらは事実だからだ。国際的に認知されてることだからだ。
次は『朝日新聞』の記事。
中国、国家記念日を決定 「抗日勝利」「南京虐殺追悼」
2014年2月27日21時08分
中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は27日、9月3日を「抗日戦争勝利記念日」、12月13日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」とする法案を採択した。今後は正式に国を挙げて記念・追悼行事を実施していくとみられる。国営新華社通信が伝えた。
中国では、日本が1945年9月2日に降伏文書に調印した翌3日を正式な抗日戦争勝利記念日と位置づけているが、記念行事としては定例化していない。また、中国メディアによると、江蘇省や南京市では94年から、12月13日に地元政府幹部や遺族らを招いた南京大虐殺の犠牲者追悼式典を独自に行ってきた。
今回、法律で記念日を定めたことで、国家指導者による演説や献花、中国全土での半旗掲揚などが行われる可能性があり、国際社会にも積極的に発信されていくとみられる。
安倍政権と安倍首相のお友だちは、どういう結果を求めているのかまったくわからないが、日本は国際的孤立化への道を歩み始めている。
ひるがえって日本はどうか。ドイツと同じように、日本は周辺諸国・地域に戦争の惨禍を強いた。破壊され、殺され、働かされるたいう記憶をもった人々を大量につくりだした。もっとも長期間戦場とされ、もっとも大きな被害を受けた国が中国だ。
日本は、米英やソ連だけではなく、中国にも負けたのだ。日本人は、戦時下軍靴で中国の広い地域を荒らし回り、中国軍民の激しい抵抗を引き出し、その結果として日本は敗戦を迎えた。だが日本の支配層は、そうした事実を見ないようにしている。おそらくその背景には中国蔑視があるのだろうが、近年、安倍政権になってからはさらにその傾向は強まっている。南京事件はなかったとか、尖閣諸島の領有をめぐり平和的な解決ではなく武力に訴えるような方向を示すようになり、中国との対立は深まるばかりだ。
中国は、侵略された国家として(非は侵略国である日本にある!)、戦争に勝利した国家として、さらに戦後賠償を放棄した国家として、存在している。その中国に対して、日本政府は強い姿勢で臨んでいる。
となると、中国はもはや日本に遠慮はいらない。被侵略国家として、戦勝国として、過去という「時間」のなかに入りつつあった「戦争の記憶」を、高く掲げ始めた。
まずは共同配信記事。
強制連行訴訟、全被害者を想定 中国政府「重大な罪」と支持
2014年2月27日 01時50分
【北京共同】日中戦争時の強制連行の被害者と遺族計37人が日本企業2社を相手に中国で起こした損害賠償訴訟について、原告代理人の康健弁護士は26日、「2社に連行された被害者は計9415人」と指摘し、法的には被害者全員の参加が可能な集団訴訟であることを明らかにした。
中国外務省は同日、「強制連行は日本軍国主義が犯した重大な罪で、未解決の歴史問題だ」と日本を非難し、訴訟支持の立場を示した。
原告側は、三菱マテリアルと日本コークス工業(旧三井鉱山)に被害者1人当たり約1700万円の賠償と謝罪を要求。被害者全員の賠償が認められた場合、総額は約1600億円に上る。
これには、日本は勝てない。なぜなら、それらは事実だからだ。国際的に認知されてることだからだ。
次は『朝日新聞』の記事。
中国、国家記念日を決定 「抗日勝利」「南京虐殺追悼」
2014年2月27日21時08分
中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は27日、9月3日を「抗日戦争勝利記念日」、12月13日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」とする法案を採択した。今後は正式に国を挙げて記念・追悼行事を実施していくとみられる。国営新華社通信が伝えた。
中国では、日本が1945年9月2日に降伏文書に調印した翌3日を正式な抗日戦争勝利記念日と位置づけているが、記念行事としては定例化していない。また、中国メディアによると、江蘇省や南京市では94年から、12月13日に地元政府幹部や遺族らを招いた南京大虐殺の犠牲者追悼式典を独自に行ってきた。
今回、法律で記念日を定めたことで、国家指導者による演説や献花、中国全土での半旗掲揚などが行われる可能性があり、国際社会にも積極的に発信されていくとみられる。
安倍政権と安倍首相のお友だちは、どういう結果を求めているのかまったくわからないが、日本は国際的孤立化への道を歩み始めている。