浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

騒音

2019-05-03 20:54:30 | その他
 私は今、ボリュームを大きくしてモーツアルトのバイオリン協奏曲を聴いている。外では、野蛮な太鼓の音が響いている。その野蛮な音を消すためだ。

 浜松祭である。浜松祭は、旧浜松町、つまり浜松市の中心部の祭りであった。その内容は、昼間の凧揚げと夜の御殿屋台の引き回しである。祭りは5月のこの時期だけである。

 しかしいつのまにか、周辺の町でも凧揚げに参加するようになった。周辺の町は、8月中旬や秋にそれぞれの地域で祭りが行われているのに、凧揚げもするようになった。中心部のように立派な御殿屋台はないので、屋台の引き回しはないが、夜は太鼓を叩き、凧を揚げた家庭で騒ぎまくる。その後は町内に騒音をばらまいていく。

 私の住む町では、年2回祭りを行うことになり、その年間費用が250万円を超える。その多くが酒に費やされるようだ。酒好きにはたまらない。タダ酒が飲めるからだ、それも堂々と。

 
 私は長い勤労生活で、酒好きの人々はタダ酒が飲める場を探し求めていることを知った。さもしい方々をたくさん見てきたが、地域にも生息していた。

 21時には切り上げることになっているはずだが、まだ騒いでいる。

コメント
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