浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

新聞

2017-12-21 14:25:51 | その他
 私は、『東京新聞』をネットで読むために『中日新聞』(東海本社)を購読しているのだが、今日の『中日新聞』の一面トップは「白鳳と鶴竜 報酬削減」という相撲の記事。

 私はテレビを見ないから聴いた話だが、ワイドショーなどは今も暴力事件を起こした相撲の話が延々と続いているそうだ。そうしたテレビメディアの動向に歩調をあわせるように、『中日新聞』(東海本社)は相撲の記事をトップにした。

 私は、アホか、と思う。

 『東京新聞』の一面トップは、

自民、自衛隊明記へ両論 9条 戦力不保持「維持」と「削除」


 であった。相撲の記事もあるが、トップではない。『東京新聞』が一面トップにした拳法記事は、『中日新聞』(東海本社)は2面にあった。

 『中日新聞』(東海本社)の紙面を、『東京新聞』のそれと比べると、前者にはジャ-ナリズムの精神が欠けている様に思う。『東京新聞』には、もちろん東京の記事を載せる地方版があるが、『中日新聞』(東海本社)のそれと比べると、質がいい。

 東海本社から『東京新聞』を発行している東京本社へ転勤した記者を何人も知っているが、考えてみれば、彼らのほうが問題意識が戦目であったような気がする。

 東海本社の幹部の問題かもしれない。
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映画『望郷の鐘』

2017-12-21 14:12:36 | その他
 ボランティアで毎月一回いっている講座で、長野県阿智村にある「満蒙開拓平和記念館」で買ってきた「望郷の鐘」をみた。阿智村の僧山本慈昭を主人公としたもので、敗戦直前の5月に「満洲」にわたった阿智村開拓団の話である。といっても、開拓団を主に描いたわけではない。まだ軌道にのらないうちにソ連が侵入し、逃避行。そして家族と離ればなれになった慈昭が帰国。しかし家族は誰も帰ってこなかった。そんなとき、「中国在留孤児」の存在を知り、彼らとの交流、帰国などに尽力し、そのなかで唯一生存していた娘と再会するという話だ。

 慈昭を顕彰しつつ、満蒙開拓団とは何であったのかを見つめる映画である。なかなか感動的で、今までは映画の後に解説を加えたのだが、今日はことばもなく、そのまま終わりとした。

 よい映画だ。制作した人びとのあつい思いが伝わる作品である。
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アメリカは人種差別の国

2017-12-21 08:29:14 | その他
 アメリカには今まで健康保険制度がなかった。オバマ大統領のとき、「オバマケア」という制度がつくられたが、それは,私が読んだものでは厳しく批判されていた。日本のような制度がアメリカでできないのは、人種差別の問題が根深く存在しているからだと思う。

 もちろん人種差別撤廃の長い歴史があることを私は知っているし、それを制度化した、たとえば白人とColoredの人間と使用するトイレが異なるというような制度などはなくなっても、人びとの意識の中には差別意識が存在している。そうした意識はなかなかなくならないのだ。

 私は,何度も記しているが、差別する制度が人びとの意識を公然とした差別をつくりあげるという認識を持つ。国家が差別を制度化する、あるいは政策として展開することが、「公(おおやけ)」が差別しているのだからその差別を堂々と公言してよいという、本来してはならない差別の原動力となるのではないかと思っている。現在の日本でいえば、朝鮮人学校への差別が、在日朝鮮人への差別の原動力になっていると思っている。

 残念ながら、そうした制度をなくしても、人びとの意識の中に差別は残る。だからこそ、その差別が理由なきものであることを学ばせる、あるいは差別を超えるような思想を学ばせる、差別する者にそれがいけないことだと指摘する、これらのことが必要なのだ。

 アメリカで起きた差別事件。

スタバで白人女性客が「韓国語しゃべるな」と人種差別⇒ 警察につまみ出された
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水道の民営化

2017-12-20 22:44:47 | その他
今年3月に書いた文である。今日、この問題に関して講演会があった。

 水道の民営化


「民営化」

「国や自治体の非効率な公営事業を民営化すれば、公共料金がもっと安くなるうえにサービスも充実する」という宣伝文句を聞いたことがあるだろう。民間委託、指定管理など、そうした方法で、今まで自治体など公共団体が行ってきた事業が、次々と民間企業に引き渡されていく。民間企業は、いろいろな事業を展開しながら、利益(利潤)をより多く獲得しようとする。

 今までの公営事業の民営化によってどういうことが生じてきたか。自治体は公営事業を民営化することによって経費削減を行う。その事業を委託された民間企業は、その自治体が行ってきたときよりも、安い経費で事業を展開しなければならないし、役員報酬や株主への配当も支出しなければならない。ではどうするか、きわめて安い賃金で働く労働者を雇用することである。「官製ワーキングプア(working poor)」、すなわち公営事業による低賃金労働者の創出である。

水道の民営化

今国会には水道法の改正案が提出されている。改正案の内容は、民間企業による水道事業への参入と、複数の水道事業を併合して広域化するというものだ。現在日本の水道事業は、ほとんど自治体などによる公営である。改正案は、水道事業を広域化し、民間企業に儲けの場を提供しようとしているのだ。この水道事業の民営化は、2013年4月、麻生太郎がアメリカのCSIS(米戦略国際問題研究所)で語ったことである。「例えばいま日本で水道というものは世界中ほとんどの国ではプライベートの会社が水道を運営しているが、日本では自治省以外ではこの水道を扱うことはできません。しかし水道の料金を回収する99.99%というようなシステムを持っている国は日本の水道会社以外にありませんけれども、この水道は全て国営もしくは市営・町営でできていて、こういったものを全て民営化します。」つまり、アメリカで日本の水道事業の民営化を宣言し、外国企業も参入可能であることを示したのだ。

 そして昨年の『日本経済新聞』の記事(2016年10月23日)。「政府は地方自治体が手掛ける水道事業への企業の参入を促すため、2017年にも水道法を改正する。災害時の復旧を自治体との共同責任にして企業の負担を軽減するほか、料金の改定も認可制から届け出制に改めて柔軟に変更しやすくする。政府は11年に民間への運営権売却を認めたが、災害発生時の膨大な費用負担のリスクを企業が懸念して実績はなかった。」

民営化がもたらすこと
この民営化政策の中で出されているのが、「コンセッション方式」である。浄水場などの施設の所有権は自治体に残しながら、運営権を民間企業に売却する。これにより、自治体が定めた上限・下限の範囲内で、民間企業が水道料金を設定できることになる。浜松市は真っ先に手を挙げた。浜松市上下水道部は3月21日、下水道施設の維持・運営にコンセッション方式を導入する全国初の事業「公共下水道終末処理場(西遠処理区)運営事業」の優先交渉権者をヴェオリア・ジャパン(代表企業)その他で構成するグループに決めた、という情報が流れた。ヴェオリア(VEOLIA)という会社は,フランスを拠点とする多国籍企業である。

 今回は下水道だけだが、上水道もいずれそうなるだろう。海外で民営化されたところでは、水質悪化、料金の高騰を招き、ヨーロッパでは再公営化が進んでいるという。
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新鮮な発見

2017-12-20 08:41:44 | その他
 私は高杉一郎の『極光のかげに』、『征きて還りし兵の記憶』を読んでいる。前者はずっと前、後者は市原さんに薦められて読んだ。しかしただ読んだだけだった。シベリア抑留のことが書いてあったということくらいしか思い出さない。

 しかし、今『あたたかい人』(みすず書房)を読んでいて、高杉が児童文学や、エロシェンコ、クロポトキン、スメドレーなどに関する伝記、翻訳を著していたことを知った。クロポトキン、スメドレーについて書いた文章、これが実によいのだ。クロポトキン、スメドレー、そしてそれにまつわる人びとを書いているのだが、その筆致は愛情にあふれ、その二人について書くべきことを簡にして明確にまとめているのだ。

 スメドレーの『偉大なる道』を読んだこともあるが、しかしこれも問題意識をもつこともなく何気なく読んだような気がする。高杉の、スメドレーについて書いたものを読んだ後に読んだならば、おそらくその感慨は異なるものであったろう。

 私は、高杉一郎の本を積極的に読むべきであった。そして彼が翻訳したものも、意識して読むべきだと思った。

 もっと若いときに、世界が新鮮に目に映っていた頃に読んでいたなら、もっと違った知の蓄積ができたかもしれない。

 今、私は高杉を読み、その世界に浸りたいと思う。書庫には、彼の本があるだろう。それを持ち出してこようと思う。図書館にも、2冊予約した。しなければならない仕事はあるが、高杉の牽引力があまりに強いのだ。

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12月に入って

2017-12-19 20:49:24 | その他
 12月に入って、毎日何かがある。昨日は静岡。今日は、本を出版したいという郷土史家のところに、知り合いの印刷屋さんとともに訪問した。

 郷土史を出版したいという人は多い。もちろんすでにリタイアして自由な時間を持っている男性たちである。自ら居住する地域の歴史を調べて本にしたいという。

 地域の歴史を残しておきたいという気持ちだけではなく、自らの存在を残しておきたいという気持ちもあるのだろう。

 そういう気持ちを持った人びとに、高額の製作費をふっかける業者がいる。

 その郷土史家が以前つくった小冊子の驚きの製作費を聞き、それならと長年付き合っている印刷屋さんを紹介しようということになったのである。

 
 私自身は、しなければならないことがいくつかある。そのほとんどは準備が必要なものばかりだ。そのひとつに、横浜事件と海野普吉に関わる文がある。それぞれについて概説的なことを書くのでは芸がない。そこに私自身の独自性をどう書き入れるか、そのためにはいろいろな本を読み、考えなければならない。締め切りは4月であるが、準備しなければならない。inputしなければいけない。

 そんなとき、高杉一郎(1908~2008)に出会った。5年前に亡くなった市原正恵さんから高杉一郎のことはよく聞いていた。高杉一郎は本名小川五郎である。奥様は小川順子。市原さんの恩師であった。その関係から市原さんは高杉家にしばしば出入りしていた。市原さんから高杉一郎の本を薦められて購入し読んだこともある。しかし高杉はシベリア抑留体験をよく書いていて、それ以外のことを私は知らなかった。
 高杉は伊豆の出身である。徴兵される前は、改造社に勤務し、主に同社が刊行していた『文藝』の編集主任であった。1930年代から40年代初めまで、暗雲が立ちこめる中、改造社全体でできうる抵抗をしていたが、ついに1944年に改造社は「解散」となった。そのときに改造社の編集者などが逮捕されたのだ。横浜事件。高杉は逮捕されなかったが、その後すぐに兵隊となって「満洲」へ。そしてシベリア抑留。

 この静岡県出身で、戦後は静岡大学の教員であった高杉一郎を前景におくことで、静岡県と横浜事件との関わりをより明確化できるのではないかと思った次第である。

 それに関わる本を書庫から取り出し、また図書館から借りる。今日借りてきた本は、太田哲男『高杉一郎 あたたかい人』(みすず書房)である。
 関連する本を読んで読んで、頭に入れる。そしてスパークさせるのだ。そこからパソコンのキーボードが動き出す。
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今日の「中日春秋」

2017-12-19 20:42:45 | その他
金子トミさん(87)は四十五年もの間、苦楽をともにした夫が逝った瞬間、わっと泣きだし、そして謝ったという。「ごめんなさい。結婚する前、東京の上野で、浮浪児生活をしていた過去を、とうとう隠し通して」

▼金子さんは空襲で父母を奪われ戦災孤児となった。行く当てもなく上野ですごしたが、やせ細った子どもが毎日のように死んでいった

▼当時十二万人以上もいた戦災孤児をおびえさせた言葉が、「狩り込み」だ。本来は「獣を追い立て捕まえる」との意味の言葉だが、街角で「狩り込まれた」子らは鉄格子のある収容所に入れられ、こんな言葉を掛けられたという。「おまえたちは野良犬で、街のゴミみたいなもんだ」

▼金子さんら戦災孤児十一人の体験を伝える絵本『もしも魔法が使えたら』(講談社)を読めば、多くの孤児が自らの過去を秘し続けた理由がわかるだろう。戦争で家族も何もかもなくしたのに、ゴミ扱いされた。信じられない、信じたくない現実があったのだ

▼そういう孤児らを社会全体で守り育てるために生まれた児童福祉法が今月、制定から七十年を迎えた、自らも戦災孤児で、『もしも魔法が…』を書いた星野光世さん(84)は、この法を「戦争と引き換えに得た法律」と呼ぶ

▼今なお、形を変えて襲いかかる暴力や貧困などから子どもを守るため、磨き続けていかねばならぬ「盾」である。
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これは必読

2017-12-18 22:04:30 | その他
 今日は朝7時に起きて静岡へ。夜まで会議や資料調査や懇親会で帰宅は10時過ぎ。すぐにネットを検索。

 そしたらこれが抜群の内容。

ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI』で怒涛の政治批判連発! 原発、沖縄基地問題、コメンテーター芸人への皮肉も

 それを実際見てみよう。

 https://www.youtube.com/watch?v=pAHQGLOCbwo
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吉川弘文館

2017-12-17 19:18:44 | その他
 昨日、吉川弘文館の広告が送られてきた。

 終活のことを考えて、私は書籍購入をおさえている。おそらく一度しか読まないと予想する書籍は図書館から借りることにしている。ない場合は図書館に購入申請をする。図書館から借りて、よい本だと思ったものはやむなく購入する。事前に調べるという習慣ができてきた。

 しかしだからといって、あまりに高額な本は購入を控える。図書館にないものはあきらめることすらある。

 送られてきた書籍の代金は、2000円~3000円のものもあるが、なかには1万円前後のものもある。それがなかなか多いのである。もちろん買わない。

 1万円前後の本は、いったいだれが買うのだろう。公立の図書館も買わないような表題である。いくつかの大学の図書館では買うこともあるのだろうが、おそらく多くは売れない。発行部数が少ないから高額になる。高額になるから売れない。悪循環である。

 しかたがない、今は本が売れないから。

 学生ですら本をほとんど読まなくなっているから(ものすごく読む少数と、ほとんど活字に接しない圧倒的多数の学生)、学術出版の文化はすたれていく。

 しかしこういう状態であるのにかかわらず、学術出版の出版点数は増えているように思える。出版点数を増やして何とか利益を出そうとしているような気がする。

 

 
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この記事は必読

2017-12-17 09:53:05 | その他
 
 ユニセフが重大懸念 日本の子供貧困は安倍政権で加速する
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限りなくあやしい・・・

2017-12-17 09:47:44 | その他
 安倍政権による政治の私物化、財政のお友だちへの過剰な支出が明らかになっているが、このスパコン詐欺もあやしい。

 『朝日新聞』記事(一部)。

国の助成金をだまし取ったとして東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕されたスーパーコンピューター開発会社社長斉藤元章容疑者(49)の関連会社に、助成金や優遇融資名目で認められた公的資金が100億円を超えることがわかった。特捜部は容疑の助成金以外に不正がないか調べるとともに、会社の創業直後から巨額の公的資金が流れ続けた経緯について解明を進めている。

 この「創業直後から・・」というのが、おかしい。

 安倍政権と私的なつながりを持っていれば、巨額のカネが手に入る。加計学園、森友、いずれも同じ講座である。

記事には、こういう記述もある。

斉藤容疑者が開発に携わったスパコンは省エネ効率で世界一になるなど注目を集めたが、業界に詳しい複数の関係者は「実用性には乏しかった」と指摘。「部材も高額とは思えず、なぜ100億円もの公金が投じられたのか疑問だ」と話す。NEDOへの助成金申請を検討したことがある業界関係者も「大量の資料を求められ、審査は厳格。会社設立半年で助成金をもらえるとは驚きだ」と言う。
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松本人志?

2017-12-16 08:46:13 | その他
 以前、『週刊金曜日』が松本人志を特集したことがあった。それによれば、何でも、昔の松本は「よかった」のだそうだ。その『週刊金曜日』を私はすぐに捨てた。彼については読みたくもなかったからだ。同時に『週刊金曜日』が彼について特集するなんて、と思った。

 最近送られてきたここ数号の『週刊金曜日』に、購読者を紹介してほしいという紙が入っていた。私は、松本なんかを特集するから購読者も減るのだと思った。

 私は、ずっと以前から松本人志という人物の顔が嫌いである。彼の顔には知性が感じられず、品のない生活が顔に表れているように思っていた。昨年、私の知り合いの在日朝鮮人から、松本の奥さんが、彼の姪であることを知らされたが、松本については関心がなかったので、そうですかと答えただけであった。

 さて、時事通信配信記事が目にとまった。これだ。

安倍首相、松本人志さんらと会食

安倍晋三首相は15日夜、東京都内の焼き肉店で、お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志さんやアイドルグループ、HKT48の指原莉乃さんらと会食した。首相は昨年、松本さんが出演するフジテレビのバラエティー番組「ワイドナショー」にスペシャルゲストとして出演していた。 


 松本と安倍は、顔の印象が似ている。だからさもありなん、なのだ。安倍は言うまでもなく好き嫌いが激しく、よほど気に入った者以外とは会食しないから、安倍と松本とは気があったのだろう。

 ちなみに、『朝日新聞』の「首相動静」は、下記の通り。

7時2分、東京・四谷の焼き肉店「龍月園」。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん、タレントの東野幸治さん、アイドルグループ「HKT48」の指原莉乃さん、社会学者の古市憲寿さんらと会食。
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今日の「中日春秋」は秀逸

2017-12-15 20:45:45 | その他
開国以来のこの国の歩みを活写した全十巻の名著『日本の百年』の序章で、思想家・鶴見俊輔さんは「漂流」の歴史的意味を、こう記した

▼<漂流者は自然の力によって国の外におびき出されると、それからはいやおうなしに、鎖国下に育てられた日本のこまごました習慣や礼儀作法から自由になり…海外の人たちと国を離れたはだかの人間として接触せざるをえなかった>

▼幕府はそんな漂流者の存在すら隠そうとしたが、彼らの「自由」の体験が、旧弊にとらわれた社会からの目覚めを促す刺激となったというのだ

▼今、日本海沿岸に流れ着いている漂流者はどうだろうか。政府によると、朝鮮半島から漂着・漂流したとみられる船は今年、過去五年で最多となった。四十人余は保護されたが、遺体が次々見つかっている

▼背景にあるのは、北朝鮮の国策だろう。貧弱な船で荒海への出漁を強いる。名付けて「冬季漁獲戦闘」。戦闘だから犠牲者が出るのは当然ということか

▼『日本の百年』には、こういう逸話も書かれている。日本に漂着した米国人の船乗りを、米軍艦が迎えに来た。身分にこだわる幕府の役人が「艦長は一番上から数えて何番目にいる人か」と尋ねると、船乗りは胸を張って答えた。「一番上に立つのは、人民である」。人民の命が使い捨てにされる「人民共和国」からの漂流者に、教えてあげたい話だ。
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「今、問われるメディアの独立と報道の自由」

2017-12-15 19:16:43 | その他

国際人権NGOヒューマンライツナウが主催するイベント「「今、問われるメディアの独立と報道の自由」~デイビッド・ケイ国連特別報告者の勧告を受けて~」

上記のイベントが、すべて見られます。
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「都民ファーストの会」の化けの皮がはがれた

2017-12-15 17:01:09 | その他
 『日刊ゲンダイ』記事。

小池一派公約破り 都Fの抵抗で都議はボーナス11.8万円増

 選挙前と選挙後。さては安倍政権のやり方を学んだのか。そういえば、都民ファーストの会のボスは、第一次安倍政権の閣僚だったわ。同じ穴のむじな、というところか。
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