中腹に中禅寺湖のある男体山(二荒山)は、山岳信仰により古来から霊峰として崇拝されていました。790年(延暦2年)、勝道上人が本宮神社を建てたことが二荒山神社の始まりとされ、男体山、女峯山、太郎山の三山にそれぞれ当てた山の神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命)を主祭神としています。大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命を総称して二荒山大神といいます。
日光東照宮や大猷院など壮麗な建築群の中にあって、簡素な造りの二荒山神社は独特の落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
夫婦杉。よく観ると、二本の杉の木の根元がつながっています。
拝殿。ここから奥の本殿を臨むことができます。
朋友神社。知恵の神様である少名彦名命を祭っています。
唐銅燈籠。夜更けに、灯した火が怪しげな姿に変わるというので、警固の武士に切りつけられたという無数の刀傷があり、別名化燈籠とも呼ばれています。
大黒殿。珍しい招き大黒を祭っています。
ここの大黒様は打出の小槌を持っていないので、参拝する時には置いてある小槌を振ってお参りします。
大黒殿に納められている、宝刀太郎丸。全長2m60cm、刃渡り1m80cmもある反りの大きな大太刀です。
二荒霊泉。智恵の泉、酒の泉、若泉の3つの泉があります。湧水は飲むことができますし、隣接する茶屋でここの水を使った抹茶やコーヒーを飲むこともできます。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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