
金首露王陵は現在の韓国・慶尚南道金海市にあったとされる金官伽耶国(史書により駕洛国、金官加羅、任那加羅)の始祖、金首露王の墓とされている、直径22メートル、高さ6メートルの円墳です。武官、文官、馬、羊、虎などの石像に特徴があります。

金官伽耶国は中国の史書「魏書東夷伝倭人条」に登場する「狗邪韓国」が前身とされ、はっきりとしたことは分かっていませんが、1世紀頃からこの地域に栄えた鉄器文化を持ち、3世紀頃に成立した国ではないかと考えられています。532年、10代仇衡王の時、新羅の攻撃によって滅亡しました。

ところで、韓国で一番多い姓は「金」ですが、首露王はその金姓の中でも最大の本貫(同一父系氏族集団)とされる金官金氏(金海金氏)の祖となっているのだそうです。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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