11月17日、当ブログでもおなじみのFRN(ファイバーリサイクルネットワーク)さんの20周年記念の会に参加させていただきました。FRNさんは、全国に先駆け、衣類回収や各種イベント等で得た収益金の一部を基金として積み立て、国内外の支援や災害緊急支援等をしていらっしゃる団体で、これまでの支援金額は実に1,156万円にのぼります。当社はその立ち上げ期からずっと長いお付き合いをさせていただいております。
第一部は「20周年記念の会」。初めに、服部代表よりFRN20年の歩みについてお話がありました。20年という長い年月にあって、積もる話もおありではなかったかと思うのですが、いずれ時間の制約なく詳しいお話を伺いたいと思います。
つづいて、弊社代表取締役会長の中野聰恭より設立時のエピソードなどの話がありました。
さらに僭越ながら僕が...。僕はこの仕事を始めてようやく11年といった程度ですので、知る限りこの10年のお話と、今日だからこそますます輝きを増す、FRNさんの存在意義について、思うところを率直にお話させていただきました。
つづいて、各地区を代表し、阿部貴紅子さんと黒柳市枝さんより、回収拠点の風景について写真を交え紹介がありました。滅多に伺うことのできない現場の貴重なエピソードが満載で、大変勉強になりました。
第二部は交流会。3つのグループに分かれ、「FRNのこれからの夢」についてディスカッションが行われました。皆さん非常に前向きで、何か面白いことをしたいという意欲が非常に現れており、会場も笑いが絶えませんでした。一方で、当社に対する厳しいご意見も。しかし、こうした率直に意見交換できる関係こそ、20年の礎になっているものだと思います。貴重なご意見、ありがとうございました。
最後に、アジアの女性と子供ネットワークさんへ、服部代表より寄付金贈呈が行われました。同団体さんは、タイの山岳部に学校を建設する活動を13年前よりされているそうですが、その最初の学校の卒業生がその後苦学して大学を卒業し、今回新たに建設された学校の教師として戻ってこられたそうです。感動的なお話でした。
生憎の雨模様でしたが、「設立総会のときも大荒れだった」と皆さん明るく笑っておられました。これからもますますのご活躍を祈念いたしております。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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