東京・恵比寿ガーデンプレイスタワー、38階・39階のダイニングフロア”Top of Ebisu”が明日(8月26日)リニューアルオープンします。それと同時に、小学校時代の同級生であり、誕生日も一日違いという東山君のお店「ロティサリーブルー」が39階にオープンします。昨日は、そのプレオープンにお邪魔してきました。
恵比寿ガーデンプレイスタワーの最上階。窓側は全面ガラス張りで、東京から横浜に至る夜景が一望できます。日中は天気が良ければ富士山も見えるとか。この眺望だけでも一見の価値ありですね。
モダンで落ち着いた雰囲気の店内。テーブル席で40名前後ぐらいでしょうか。
さて、お店の名前にもある「ロティサリー」は、以前もこのブログでご紹介したとおり、丸鶏を串に刺し、回転させながらあぶり焼きにしたもの(つまり、ロースト・チキン)。お店に入るとすぐ、大きな回転グリルが目に留まります。
そして焼き上げたロティサリーチキン。ローズマリーを漬けこんだ塩水に丸鶏を一晩浸けることで、肉の中にローズマリーの香りと塩味を均一に染み込ませ、じっくり焼き上げるのだそうです。冒頭の写真がそれですが、まるまるふっくらとして、実に美味しそう…。
焼き上げたチキンは小豆島のハーブ塩、ブドウのマスタード、そして普通のマスタードの三種を調味料としていただくのですが、初めは何もつけずに頂きました。なるほど、しっかりとしたローズマリーの香りが口の中で広がります。そして薄らと塩味がするので、皮の香ばしさ、さっぱりとした肉質と合わせれば、そのままでも良いのではないかとさえ思います。しかし、ハーブ塩もおすすめ。
チキンばかりでなく、様々なメニューの細部にもこだわりが感じられました。例えば、このモッツァレラブッファラとフルーツトマトの冷製(写真左)。「ブッファラ」はモッツァレラの中でも水牛の乳から作られたものですが、モチモチの弾力にしっかりとしたコクと旨みがありました。写真右はシーザーサラダ。
エビチリのグラタン。東山君のお店はもともと餃子や点心など中華から始まっています(「南国食堂 首里」でご紹介しています)。その中華のエッセンスが融合した一品。意外にもエビチリの酸味と辛味がホワイトソースのコクと実に相性が良いのです。ああ、ワインが欲しい…。プレオープンのためご紹介できませんでしたが、ワインもこだわりのものを揃えているそうなので、次回は必ず。
チーズの盛り合わせ。左端のブルーチーズはツンとした刺激が抑えられ、クリーミーで食べやすかったです。刺激の強いのも好きですが。
最後はフレンチトースト、バニラアイスを添えて。溶いた卵と牛乳にパンを10時間も浸したというフレンチトースト。表面は黒砂糖で焼き色をつけ、見た目と風味を増しています。
東山君に同級生の仲間たちと。正式にオープンしたら、仲間を誘ってまたお邪魔したいと思います。
ROTISSERIE BLUE
東京都渋谷区恵比寿4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー39F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした