窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

ぶらり熱海でラーメン-濱よし

2018年09月12日 | 食べ歩きデータベース


  7年ぶりの熱海です。仕事前のわずかな時間で昼食を済ませようと、宿の周辺を散策。熱海銀座という商店街のふもとにあった、昭和の雰囲気を漂わせるラーメン屋さんがあったので、何気なく入りました。後で知ったことですが、創業が1929年(昭和4年)という老舗だったようです。



  お店の看板に「熱海餃子」とあったので、昼食に餃子をつけることは滅多にないのですが、「コクうま餃子と懐かし醤油ラーメン」のセットにすることにしました。

  待つことしばし。初めにやや大ぶりの羽根つき餃子が出てきました。食べてみると確かに旨味たっぷりで食べやすく、にんにく臭も強くないのであっという間に食べられます。
 
 その後出てきた醤油ラーメンですが、「懐かし醤油ラーメン」というだけあり、なるほど海洋堂の食玩にありそうな、絵に描いたような醤油ラーメン。しかし、スープを一口飲んでみてびっくり!これは美味しい!シンプルな見た目からは想像できない、煮干し系の出汁のうまみが前面に出たスープ。お店のHPによれば、メンマや塩などの素材にもこだわっており、塩はミネラルハーヴェスト塩と呼ばれる天然自然塩を使用しているそうですが、僕はスープの決め手は塩の加減とミネラル分だと思っているので、これは納得です。

  麺はストレートの細麺。コクがありながらもさっぱりとしたスープによく合います。チャーシューも近頃のラーメンのように主張し過ぎていないところが良いです。「懐かし」とありましたが、昔こんな美味しい醤油ラーメンありましたっけ?

  1杯のラーメンに久々、食べ終わった後感慨に浸ることができました。

熱海餃子 濱よし



静岡県熱海市銀座町5-9



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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