わずか2カ月の内に、車が二度もパンクするというアクシデントに見舞われ、修理のため戸部にやってきました。お昼を食べていなかったので、タイヤ交換の間ふらりと近所を歩いてみると、京急線・戸部駅近くの裏通りに「本格手打ちそば 良庵」とあるお店が目に留まりました。
先週、以前ブログでもご紹介した、秦野の「さか間」に行った際、一緒にいた社員の食べていた鴨せいろが気になっていました。それもあって躊躇なくお昼はここにすることに。
ここだけ時が止まったかのような、静かな昼下がりの空間。ご夫婦で切り盛りされているお店に、ご年配の女性が二人いらっしゃいました。お目当ての鴨せいろは、田舎そば、更科そば、二色そばの三種類から選べます。冒頭の写真でお分かりの通り、頼んだのは更科そば。この写真で大盛ですので、分量はやや少な目かもしれません(HPによれば、更科は並で150g、大盛225gとあります)。
待つことしばし。お待ちかねの鴨せいろは、そのまま鴨とネギだけで味わう方法もありますが、鴨自体に味がついているわけではないのでつけ汁に入れておいた方が僕は良いと思いました。かつお節のつけ汁は濃い目。北海道産のそば粉を使用した蕎麦は、短めで不揃いなところが手打ち感を醸しています。コシは強く、蕎麦らしさがしっかりと感じられます。
このところちょっとした災難つづきでしたが、ささやかなほっとした時間を過ごすことができました。
良庵
神奈川県横浜市西区戸部本町12-4
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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