三軒茶屋にある小さなイタリアンのお店に行ってきました。
この日頼んだメニューはこちら
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通常であれば、この記事は「食べ歩きデータベース」のカテゴリなのでしょうが、この日は手頃なイタリアワインをたくさん飲んだので、ワインメインでご紹介していきたいと思います。しかし、本格的なナポリビザや新鮮な魚介類を使ったメニュー、生ハムなど料理もお勧めですので、上のフォトチャンネルも併せてご覧いただければと思います。
さて、初めはスプマンテから。クイド・ファランギーナ・スプマンテ・ブリュット・ラ・グアルディエンセ。カンパーニャのスプマンテ、ファランギーナ100%。華やかでスッキリとした飲み口の辛口、食前に向いていると思います。
カステルフェデール・ピノ・グリージョ「15」2012。ピノグリージョ100%、リンゴのような香りで飲みやすく、頼んだカルパッチョやイカ焼き、アクアパッツァなどによく合いました。
個人的に今回飲んだ中で一番好みだったのが、このネロモーラ・イルピニア・アリアニコ・カンピ・タウラジーニ・ヴィノジア2012。一言、大変バランスが良くカジュアルながら味わえるワインです。カンパーニャ、アリアニコ100%、しっかりとした果実味に樽由来のカラメルの香りにスパイシーさ。タンニンも感じられながら邪魔をせず、口当たりはなめらかで大変飲みやすいです。余韻もしっかりしています。
ヴィノジア・オルス・ネーグロアマーロ2013。ネグロアマーロ100%、こちらも系統としては似ているかもしれません。この辺りでは、トマトソースとモッツアレラチーズのニョッキ、各種肉料理を合わせていました。
最後のピザに合わせたのが、ペコリーノ コッレ・ディ・ヴェンティ2013。淡い黄色から連想される、余韻の短いキリッとした飲み口のワイン。しかし、口に含んだ時は爽やかな柑橘系の味わいが豊かに広がり、気持ちよくすいすいと飲めてしまいます。やや重めのワインを続けた後にはちょうど良かったかもしれません。
トラットリア・ピッツェリア ラルテ
東京都世田谷区三軒茶屋1-35-17
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした