新国立劇場 次シーズンのオペララインナップ発表!

我らの(?)新国立劇場の、次シーズンのオペラの演目が発表されました。芸術監督ノヴォラツスキーの、最後の年度となるラインナップです。

2006/2007シーズン・オペラ ラインアップ発表(新国立劇場)

2006/9/7-21(6公演) ヴェルディ「ドン・カルロ」(新制作) 指揮:ミゲル・ゴメス=マルティネス
10/20-30(5公演) モーツァルト「イドメネオ」(新制作) 指揮:ダン・エッティンガー
11/30-12/9(4公演) ベートーヴェン「フィデリオ」 指揮:コルネリウス・マイスター
12/1-10(4公演) ロッシーニ「セビリアの理髪師」 指揮:ミケーレ・カルッリ
2007/2/25-3/10(5公演) ワーグナー「さまよえるオランダ人」(新制作) 指揮:ミヒャエル・ボーダー
3/15-24(4公演) ヴェルディ「運命の力」 指揮:マウリツィオ・バルバチーニ
3/22-31(4公演) プッチーニ「蝶々夫人」 指揮:若杉弘
4/15-27(5公演) プッチーニ「西部の娘」(新制作) 指揮:ウルフ・シルマー
6/6-20(6公演) R.シュトラウス「ばらの騎士」(新制作) 指揮:ペーター・シュナイダー
6/16-21(4公演) ヴェルディ「ファルスタッフ」 指揮:ダン・エッティンガー

テーマは「運命・希望ある別れ」。プレミエは今シーズンと同じ5つです。私としてはまず、ヴェルディで一番好きな「ドン・カルロ」が、新しい演出にて再び上演されることを歓迎したいのですが(ただ指揮はあまり良い印象のないマルティネスですが…。)、ようやく取り上げてもらえたモーツァルトの傑作セリア「イドメネオ」も非常に楽しみです。また指揮者では、「西部の娘」を振るシルマーと、遂に新国立劇場に登場することとなった「バラの騎士」のシュナイダーが注目でしょうか。ただ、日本人指揮者が、次期音楽監督の若杉氏のみと言うのは少々寂しいかもしれません。

キャスト等も既に発表されています。イマダンテの藤村実穂子、ロジーナのバルチェッローナ、ピンカートンのジャコミーニなどが気になります。演出などの詳細は新国HPにてどうぞ。
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