都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「カンノサカン spread」 ラディウム
ラディウム-レントゲンヴェルケ(中央区日本橋馬喰町2-5-17)
「カンノサカン spread」
12/5-27
眩い『三面金屏風』に、お馴染みの極細のチェーンが乱舞します。カンノサカンの新作個展へ行ってきました。
白と赤、黒と白と、これまでにも色の多様な組み合わせで意表を突いたカンノサカンですが、今回登場したのはまさに上記の通り、金屏風を連想させるゴールドそのものでした。磨き抜かれた光沢感のある金を背景に、絡み合う蔦とも、また燃え上がる炎とでも言えるような線が猛々しく舞い上がり、それがある瞬間にピタリと静止して独特な図像を描いています。またカンノサカンの線は、一見するとグラフィカルですが、今作は妖しい金の力を借りたのか、どこか艶やかでかつエロチックでした。ミクロに縮まる細部を凝視しつつ、全体へと広がる有機的な線描を追いかけるのはやはり痛快です。
明日まで開催されています。
「カンノサカン spread」
12/5-27
眩い『三面金屏風』に、お馴染みの極細のチェーンが乱舞します。カンノサカンの新作個展へ行ってきました。
白と赤、黒と白と、これまでにも色の多様な組み合わせで意表を突いたカンノサカンですが、今回登場したのはまさに上記の通り、金屏風を連想させるゴールドそのものでした。磨き抜かれた光沢感のある金を背景に、絡み合う蔦とも、また燃え上がる炎とでも言えるような線が猛々しく舞い上がり、それがある瞬間にピタリと静止して独特な図像を描いています。またカンノサカンの線は、一見するとグラフィカルですが、今作は妖しい金の力を借りたのか、どこか艶やかでかつエロチックでした。ミクロに縮まる細部を凝視しつつ、全体へと広がる有機的な線描を追いかけるのはやはり痛快です。
明日まで開催されています。
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