「WE ARE LOVE photographed by LESLIE KEE」 ポーラミュージアムアネックス

ポーラミュージアムアネックス
「WE ARE LOVE photographed by LESLIE KEE」
11/23〜12/24



ポーラミュージアムアネックスで開催中の「WE ARE LOVE photographed by LESLIE KEE」を見てきました。

シンガポール出身の写真家、レスリー・キー(1971〜)は、東京で写真を学んだのち、ファッションや広告写真を手がけつつ、ポートレートを撮り続けては、世界各地で活動してきました。

そのレスリー・キーにとってのライフワークが、様々な国籍や人種、職業、親子、恋人や友人など、500名を撮った「SUPER LOVE」のシリーズでした。いずれの作品もヌードで複数の人々が、1枚の色鮮やかなスカーフにを身を包みつつ、時にダンスをするかのようにポーズを構えていました。



ともかくカップルの1つを取っても、多幸感に溢れていて、性差も年齢も分け隔てなく、ただ愛のみが強く滲み出ていました。またスカーフが、被写体同士を繋ぐような役割を果たしていたかもしれません。



もう一方のシリーズは、100組ものLGBTカップルのブライダルフォトを撮影した「harMony SUPER LGBT WEDDING」で、にこやかな笑みを浮かべつつ、正装しては、手を取り合い、抱き合うカップルの姿が写し出されていました。先の「SUPER LOVE」と同様、どのカップルも愛に包まれては、幸せそうな表情を見せていて、華やいだ雰囲気に包まれていました。レスリー・キーは、「すべての愛は、うつくしい」を掲げては、一連の作品を撮影しました。



これほどストレートに愛の様々な形を表現した写真も少ないかもしれません。いわゆるダイバーシティーが唱えられつつも、何かと垣根や障壁の築かれる中、「愛の限界」(解説より)を超えた、高らかな愛の賛歌とも言うべきメッセージが強く感じられました。


12月24日まで開催されています。

「WE ARE LOVE photographed by LESLIE KEE」 ポーラミュージアムアネックス@POLA_ANNEX
会期:11月23日(金・祝)〜12月24日(月・祝)
休館:会期中無休
料金:無料
時間:11:00~20:00 *入場は閉館の30分前まで
住所:中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
交通:東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅7番出口よりすぐ。JR有楽町駅京橋口より徒歩5分。
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