ロフトは来た、ハンズはまだ
「睡眠時間が短いと体への影響がどうかかわってくるのか」と言った唐橋ユミ(フリーアナウンサー)、「睡眠時間が短いと体にどのような影響があるのか」と言えなくてアナウンサー? 「大規模な有毒ガスが発生しました」と言ったのはテレ朝の野上慎平。しかも、この人ったら、「核融合の研究所」を「かく( ̄_)、ゆうごう(_ ̄ ̄ ̄)の研究所」と2度も言いましたよ( ̄д ̄)!
石川テレビの稲垣真一が言った「新人のしの字もない私ですが」は、確かにそう聞こえたのですが、意味不明ですよね。話の流れから意味を考えると、どうやら「新人」ではなく「信心」と言ったつもりらしくて、いやはや、あきれました。ほかにも「両端が細い箸のお名前」なんて言ったり、それでもアナウンサー?
例えば、フジの木下康太郎、内田嶺衣奈、北陸朝日放送の恩田琴江、テレビ金沢の橋永晶子(現在はフリー)のように、日本語のセンスが素人以下という人がいますが、いつ見ても必ず何かしら変な日本語を話しているのです。それでなぜアナウンサーなのか不思議ですが、現実にはけっこういますよね、アナウンサーというより、標準語っぽく変な日本語をしゃべるタレント、というレベルの人が。
石川テレビの竹内彩華もそうです。「ご用意してください」「ご用意していただきました」「桜の下で食べるだんごというのはひとしおですね」「大量にゲットとなります」「お野菜たちをお皿に盛り付けたのがこれになります」「人生にうまくいかなくて」「漁業の○○さんでーす」「顆粒だし(るいりゅうだし)」「とろみをつけさせます」「自分で着火させて逃げるというイメージ」「気は持ちよう」など、いつもぼろぼろ。
ある日の放送で1軒のお店を紹介した竹内彩華アナ。最初の決め台詞から段取りを間違えてスタート。そして、「第1回目」「店主の○さんがニューヨークへ訪れた際」「童心にかえった気分で待ちわびながら待っていると」「主に8割が女性客だというこちらのお店」「○以外にも人気なランチメニューがあるんです」「毎日10食限定、皆さんも早い者勝ちです」「中身もヘルシーでおかずもいっぱいで」「万国旗が童心にかえったような雰囲気ですよね」「旬な食材もふんだんに使われています」「日替わりで毎日メニューも替わるそうなので、本当に毎日でも行きたくなるようなメニューですよね」ですよ┐( ̄д ̄)г。
おまけに、ちょっとしゃべるだけでも必ず、本当に必ずつっかえて、すら~っとしゃべるのを見たことがありません。夕方の「FNNニュース」で原稿を読んでいるときなんて、「地中(ち ちゅ う _ ̄_)に光が届きにくく」と言ったので「地中」が「シチュー」と聞こえましたよ。ほかにも、「ゆでたりしてかさ( ̄_)を減らして」とか「夜勤( ̄_)」とか、おまけに滑舌も悪いし・・・、アナウンサーを続けるのなら、人一倍、いや、十倍、訓練してほしいなぁ。
NHK「新・映像の世紀」の第1集を見ていたら、いや、正確に言うと、PCの画面を見ながら音声を聞いていて、テレビ画面はちらちら見る程度だったのですが、ナレーターの「サラエボ訪問中の皇太子夫妻が」の言い方が非常に気持ち悪く、びっくりしました。「吹雪」の「ふ」のような強い「ふ」で「夫妻( ̄_)」ですから、「今の何?」と注目していたら、またもや「皇太子夫妻( ̄_)の棺が運ばれる」と言いましたよ。それで「夫妻」と言っているつもりなのかとあきれ、ナレーターが誰なのか確認しました。
あ~、やっぱり伊東敏恵だよ( ̄д ̄)! 変な発音を広め、変な発音なのに排除されなくなった、それが当たり前のようになった、そういう流れを作ったのは伊東敏恵ではないかと思うのですが、山根基世(現在はフリー、元NHKアナウンサー)も「ふ」が強すぎておかしい・・・、あ! 山根基世のほうが先輩だから、変な「ふ」は、そこからすでに始まっていたのかも・・・( ̄~ ̄)。
「ご指導ご鞭撻を賜りますよう」を「うけたまわりますよう」と読んだ安住紳一郎、「大きい荷物を持った乗客」と言ったのも気になりましたよ、そこは「大きな荷物を」と言わないと。古舘伊知郎は、「ロシアの版図の中に組み入れました」を「ロシアのはんずの中に」と読みましたしね、どうなってるの? ちょっと間違っただけでしょ、って? 甘いですよ、仕事ならいつもちゃんとしゃべれて当たり前ですから。
9月に、あるセミナーの講師が「お入りできません」と言ったと書きましたが、後日、たまたまその人と話す機会があり、「お入りできません」は誤りだと伝えました。誤りを直接指摘しても大抵はスルーされるのに珍しく真剣に受け取ってくれ、少し話を続けて、「アナウンサーの日本語はいつも正しいなんて思ったらいけませんよ」と言ったらものすごくびっくりされましたからね、手本が誤りだらけではいけないのです。
世の中、バリアフリーだのユニバーサルデザインだの、はたまたグローバリゼーションだのといっていますが、日本語に関しては、視覚や聴覚に障害のある人たちにとって、また、外国人にとって、いや、日本の若い人たちにとっても非常に困難な状況になっています。伝わらないテロップやナレーション、正しい日本語を知らないアナウンサーやキャスター、“伝わる日本語”を使えない人たちばかりでどうする?
「睡眠時間が短いと体への影響がどうかかわってくるのか」と言った唐橋ユミ(フリーアナウンサー)、「睡眠時間が短いと体にどのような影響があるのか」と言えなくてアナウンサー? 「大規模な有毒ガスが発生しました」と言ったのはテレ朝の野上慎平。しかも、この人ったら、「核融合の研究所」を「かく( ̄_)、ゆうごう(_ ̄ ̄ ̄)の研究所」と2度も言いましたよ( ̄д ̄)!
石川テレビの稲垣真一が言った「新人のしの字もない私ですが」は、確かにそう聞こえたのですが、意味不明ですよね。話の流れから意味を考えると、どうやら「新人」ではなく「信心」と言ったつもりらしくて、いやはや、あきれました。ほかにも「両端が細い箸のお名前」なんて言ったり、それでもアナウンサー?
例えば、フジの木下康太郎、内田嶺衣奈、北陸朝日放送の恩田琴江、テレビ金沢の橋永晶子(現在はフリー)のように、日本語のセンスが素人以下という人がいますが、いつ見ても必ず何かしら変な日本語を話しているのです。それでなぜアナウンサーなのか不思議ですが、現実にはけっこういますよね、アナウンサーというより、標準語っぽく変な日本語をしゃべるタレント、というレベルの人が。
石川テレビの竹内彩華もそうです。「ご用意してください」「ご用意していただきました」「桜の下で食べるだんごというのはひとしおですね」「大量にゲットとなります」「お野菜たちをお皿に盛り付けたのがこれになります」「人生にうまくいかなくて」「漁業の○○さんでーす」「顆粒だし(るいりゅうだし)」「とろみをつけさせます」「自分で着火させて逃げるというイメージ」「気は持ちよう」など、いつもぼろぼろ。
ある日の放送で1軒のお店を紹介した竹内彩華アナ。最初の決め台詞から段取りを間違えてスタート。そして、「第1回目」「店主の○さんがニューヨークへ訪れた際」「童心にかえった気分で待ちわびながら待っていると」「主に8割が女性客だというこちらのお店」「○以外にも人気なランチメニューがあるんです」「毎日10食限定、皆さんも早い者勝ちです」「中身もヘルシーでおかずもいっぱいで」「万国旗が童心にかえったような雰囲気ですよね」「旬な食材もふんだんに使われています」「日替わりで毎日メニューも替わるそうなので、本当に毎日でも行きたくなるようなメニューですよね」ですよ┐( ̄д ̄)г。
おまけに、ちょっとしゃべるだけでも必ず、本当に必ずつっかえて、すら~っとしゃべるのを見たことがありません。夕方の「FNNニュース」で原稿を読んでいるときなんて、「地中(ち ちゅ う _ ̄_)に光が届きにくく」と言ったので「地中」が「シチュー」と聞こえましたよ。ほかにも、「ゆでたりしてかさ( ̄_)を減らして」とか「夜勤( ̄_)」とか、おまけに滑舌も悪いし・・・、アナウンサーを続けるのなら、人一倍、いや、十倍、訓練してほしいなぁ。
NHK「新・映像の世紀」の第1集を見ていたら、いや、正確に言うと、PCの画面を見ながら音声を聞いていて、テレビ画面はちらちら見る程度だったのですが、ナレーターの「サラエボ訪問中の皇太子夫妻が」の言い方が非常に気持ち悪く、びっくりしました。「吹雪」の「ふ」のような強い「ふ」で「夫妻( ̄_)」ですから、「今の何?」と注目していたら、またもや「皇太子夫妻( ̄_)の棺が運ばれる」と言いましたよ。それで「夫妻」と言っているつもりなのかとあきれ、ナレーターが誰なのか確認しました。
あ~、やっぱり伊東敏恵だよ( ̄д ̄)! 変な発音を広め、変な発音なのに排除されなくなった、それが当たり前のようになった、そういう流れを作ったのは伊東敏恵ではないかと思うのですが、山根基世(現在はフリー、元NHKアナウンサー)も「ふ」が強すぎておかしい・・・、あ! 山根基世のほうが先輩だから、変な「ふ」は、そこからすでに始まっていたのかも・・・( ̄~ ̄)。
「ご指導ご鞭撻を賜りますよう」を「うけたまわりますよう」と読んだ安住紳一郎、「大きい荷物を持った乗客」と言ったのも気になりましたよ、そこは「大きな荷物を」と言わないと。古舘伊知郎は、「ロシアの版図の中に組み入れました」を「ロシアのはんずの中に」と読みましたしね、どうなってるの? ちょっと間違っただけでしょ、って? 甘いですよ、仕事ならいつもちゃんとしゃべれて当たり前ですから。
9月に、あるセミナーの講師が「お入りできません」と言ったと書きましたが、後日、たまたまその人と話す機会があり、「お入りできません」は誤りだと伝えました。誤りを直接指摘しても大抵はスルーされるのに珍しく真剣に受け取ってくれ、少し話を続けて、「アナウンサーの日本語はいつも正しいなんて思ったらいけませんよ」と言ったらものすごくびっくりされましたからね、手本が誤りだらけではいけないのです。
世の中、バリアフリーだのユニバーサルデザインだの、はたまたグローバリゼーションだのといっていますが、日本語に関しては、視覚や聴覚に障害のある人たちにとって、また、外国人にとって、いや、日本の若い人たちにとっても非常に困難な状況になっています。伝わらないテロップやナレーション、正しい日本語を知らないアナウンサーやキャスター、“伝わる日本語”を使えない人たちばかりでどうする?