はい、ただいま!
2日の記事で、放送業界の人たちは「出す」と「出る」の区別をしていないと書きましたが、出ましたよ、「とくダネ!」のコメンテーター、P○さんの口からそれを裏付けるようなセリフが。ここのところ台風だの地震だの続きますが、災害の予報という話で、「そういう予報が出れるといいですよね」な~んて言ったのです( ̄ ̄)。
聞いた瞬間、「出せる」だろっ! と思いました。それは、予報を出す側のコメント、そういう話の流れだったからですが、P○さんは直接そういうことを担当している人ではありませんから、そこに迷いが生じ、「出す」と「出る」が交ざって「出せる」が「出れる」になってしまったようです。放送を聞く側としては、「そういう予報が出るといいですよね」と言うのが普通で、「出せる」なんて言いませんし、「出る」は「出る」であり、わざわざ可能の形にはしません。
つまり、これは‘れ入れ’、しかも、通常の‘れ入れ’とは違う特殊な‘れ入れ’ですね。通常の‘れ入れ’とは何か。読める、書ける、行ける、これは可能動詞ですから、さらに可能の助動詞「れる・られる」を付けるなんてことはないのですが、読めれる、書けれる、行けれる、こんなふうに言う人、あなたの周りにいませんか? これが通常の‘れ入れ’です。あ、そうそう、‘れ足す’とも言いますね。
それから、「出れる」と聞いた瞬間、‘ら抜き’も思い浮かびますよね。え、‘ら抜き’って何だって? 上一段活用、下一段活用、カ行変格活用の動詞に付く可能の助動詞は「られる」ですが、これを「れる」にしてしまう人、例えば「出る」は下一段活用ですから「出られる」ですが、「出れる」と言っちゃう人、あなたの周りにもいるでしょう?
では、「予報が出れる」とは何か。まず、「予報が出られる」とは言いませんから‘ら抜き’ではありませんね。そして、P○さんは芸能人ですから「出す」と「出る」の区別ができない、さらに、「出せる」のように「出れる」と言ってしまう、結果として「出る」に「れ」が入るから‘れ入れ’ですが、これは‘芸能人れ入れ’とでも言うしかないかな? それとも、「出せる」+「出る」=「出れる」ということで、新語(珍語)と言ったほうがいいかな?
2日の記事で、放送業界の人たちは「出す」と「出る」の区別をしていないと書きましたが、出ましたよ、「とくダネ!」のコメンテーター、P○さんの口からそれを裏付けるようなセリフが。ここのところ台風だの地震だの続きますが、災害の予報という話で、「そういう予報が出れるといいですよね」な~んて言ったのです( ̄ ̄)。
聞いた瞬間、「出せる」だろっ! と思いました。それは、予報を出す側のコメント、そういう話の流れだったからですが、P○さんは直接そういうことを担当している人ではありませんから、そこに迷いが生じ、「出す」と「出る」が交ざって「出せる」が「出れる」になってしまったようです。放送を聞く側としては、「そういう予報が出るといいですよね」と言うのが普通で、「出せる」なんて言いませんし、「出る」は「出る」であり、わざわざ可能の形にはしません。
つまり、これは‘れ入れ’、しかも、通常の‘れ入れ’とは違う特殊な‘れ入れ’ですね。通常の‘れ入れ’とは何か。読める、書ける、行ける、これは可能動詞ですから、さらに可能の助動詞「れる・られる」を付けるなんてことはないのですが、読めれる、書けれる、行けれる、こんなふうに言う人、あなたの周りにいませんか? これが通常の‘れ入れ’です。あ、そうそう、‘れ足す’とも言いますね。
それから、「出れる」と聞いた瞬間、‘ら抜き’も思い浮かびますよね。え、‘ら抜き’って何だって? 上一段活用、下一段活用、カ行変格活用の動詞に付く可能の助動詞は「られる」ですが、これを「れる」にしてしまう人、例えば「出る」は下一段活用ですから「出られる」ですが、「出れる」と言っちゃう人、あなたの周りにもいるでしょう?
では、「予報が出れる」とは何か。まず、「予報が出られる」とは言いませんから‘ら抜き’ではありませんね。そして、P○さんは芸能人ですから「出す」と「出る」の区別ができない、さらに、「出せる」のように「出れる」と言ってしまう、結果として「出る」に「れ」が入るから‘れ入れ’ですが、これは‘芸能人れ入れ’とでも言うしかないかな? それとも、「出せる」+「出る」=「出れる」ということで、新語(珍語)と言ったほうがいいかな?