◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

ますますおかしくなるアクセント。

2008-01-16 19:49:51 | 言葉についてあれこれ
                      どっちがいい?
 先日、ある大女優が、ニュースを見るときは正しいアクセントのアナウンサーを探す、というような話をしているのを見ました。あ~、やっぱり気になるんだなぁ~、放送業界も、全然気にしない人ばかりでもないんだなぁ~と思いましたが、本当にますますおかしくなってきていますね。標準語と方言とでアクセントが違う言葉というのがありますから、それはあまり気にならないのですが、全国共通アクセントの言葉を違うアクセントで言われると気になります。何でもないところで変なふうに聞こえて「ん? 今のは何?」と引っ掛かることがしょっちゅうあるのです。
 ついさっきも、「根本から揺るがす」の「こんぽん」を、「こ」を強く高く発音されて(`д´)ムッ、狸カッ、「復興の誓い」の「ちかい」を、「か」を強く高く発音されて(`д´)ムッ、近いカッ、とテレビに突っ込みました。スポーツの試合で、いわゆる「悪い流れ」というのがありますよね。そうなると、優秀な選手でもつまらないミスをしたりなんかして、技術がどうとかいうより「流れ」で、こういう悪い流れが放送業界に、アナウンサーたちの間に流れているような気がします。それは決して細い流れではありません。
 さて、どうなりますか~~~( ̄~ ̄)ウーム。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「落ち着いて式が終えれたの... | トップ | 「ダックスフンド」って? »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
厚いステーキと熱いステーキ (レオパンチ)
2008-01-17 12:16:16
私も、敬語とともに特に気になるのが変なアクセントです。スポーツをよく観るのですが、多いですね。「厚い戦い」「弱点を付いている」「主力選手を書いている」「2回戦に独楽を進めた」……。アクセントが変化するのはある程度は仕方ありませんが、「厚い」と「熱い」、「突く」と「付く」など、同音異義語を判別できるという便利な「機能」を何故わざわざ放棄するんでしょうね。敬語も、主語を言わなくても動作主が判別できるという便利な機能が失われるような使い方。言葉という「道具」がどんどん退化しているようです。

「この岸辺には詐欺が大発生しています」というから画面を見たら、「鷺」が大発生なんていうのもありました。と、書いていたら、NHKの番組宣伝で「その厚い想いとは」と言っています。うむむ……。
返信する
意味不明になるのが困ります (治納由気)
2008-01-17 21:33:35
そうなんですよね、同音異義語の区別がつかなくなるのが本当に困りますよね。
雑木が臓器と聞こえてぎょっとしたことがあります。
私なんかは石川県ですから、標準語と逆のアクセントが多くて、NHKのアナウンサーが頼りだったのですが、このごろはそうもいかなくて・・・。
優れた職人は道具を大切にするのですけれどね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

言葉についてあれこれ」カテゴリの最新記事