流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

とらドラ! 2話 を語る

2008-10-09 14:57:18 | <とらドラ!>
普通に感動した。
どれくらいかと聞かれたら涙が出るくらい。



電柱シーンってアニメで見て面白いもんなのかなぁと思ったんですが、
月の光と街灯を重ねることで二人に当たるスポットライトを印象付けてるのが気に入りました。
長く蹴ってる時間をとったり傾いたことを強調せず、
その後の大河とのやりとりを回想とで使って重要視したりしていて、
気持ちの整理をつけるシーンとして面白かったと思います。

また月-街灯を竜児-大河と置いてもいいのかも、とか。

竜児;生まれながらの顔つきで他人を遠ざけてしまう。
大河:手乗りタイガーという自身を作ってきてしまい、他人を遠ざけてしまう。
そういう連想ゲームついでに何が月を照らすのか、
何が街灯を灯すのか、とかそういうのを連想してみるのもいいかなぁ、とか。



そういや1話のモブの人たちは普通にレギュラーなのか。
男女比2:2なのはグループとして大河たちとの対比なのかなやっぱり。
メガネ入れてバランスとってるし。



個人的に今回のポイントは高さなのかな、とか。
月と街灯もそうですが、屋上のやり取りや告白シーンの位置関係とか。
竜児-大河-祐作の位置関係というか。
その3人を並べると三角形になるのも面白いような、とか。
例えば屋上だったら祐作が上、竜児-大河が底辺。
告白シーンだったら竜児が上、大河-祐作が底辺。
ポイントとしてカット内では大河は常に下の点だというところかな。
竜児-大河から大河-祐作。竜児を放棄して祐作と並び立とうとして、失敗する。
そして最後に並ぶ。



最終的に祐作という点が抜け、
月-街灯のような1次元的なラインが強調される。
2次元的な構図から1次元に落とすことで、より繋がりが色濃く出る。
これによって、電柱シーンで象徴されるような大河と竜児の結びつきを強調してる。
しかし、飛行機雲が強調するように2人には好きな人がいるし、
それぞれまだ別の線があるんだろうとも思う。
または飛行機雲のような高さのところに、望む繋がりがあるのかもしれない。
それを踏まえた上でのこの男女のラインというのが、凄く、いいものに見えた。

今回の演出はキミキス監督か。今キミキス見てるので参考にしてみようかなぁ。
そういえば、高さって普通に身長差とも解釈できるな。面白いわー。

個人的に、原作1巻は主人公と大河はあくまで別の場所に立ってる、
という印象だったんですが、アニメはどうやらそういうわけではないっぽいな、とか。
アニメを見ると2人の仲を重要視してるのがよくわかります。
原作もそういう感じだったっけなぁ。
セリフとSEを被せることで恥かしい言葉を緩和させてるようで面白かった。
それに結構ドラマチックな気がしますし。
1話のときも思いましたが、音響に結構力入ってる気がします。
今後の展開に期待。


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