脚本:待田堂子
絵コンテ:山本寛 武本康弘 演出:三好一郎
作画監督:多田文男 作画監督補佐:秋竹斉一
待ちに待った18話。だけど特別に変わるようなことも無く演出の人の遊びがちょいちょい見れる程度だったなぁ。これは別の意味で不意打ち。文字演出や『じ~』の長回し、『その域に達していないので』辺りは山本さんでしょうね。そんなところまでネタにしてくる辺り、やっぱ確信的に使ってるんだろうなぁ、ネットネタ。今考えれば4話ぐらいからずっと流れはあったなぁ。いや、もっと前?
Bパートの追加シーンは楽しかったですね。画面分割もテンポ良くて面白かったです。それでもほとんどがオタク談とゆたか×みなみに終始していたような気がしますが。いきなり新キャラも出てきましたねぇ。新キャラを前フリなしでさらっと出してきてるのは漫画と同じだけど、登場の仕方とか結構考えたのかなぁ。もうクラスメイトと馴染んでいる、というもう仲が良い設定で出してきたのはよかったのかな。
どうでもいいですが乙女とはどうあるべき?は私には大きい命題に見えます。
多田さん作監は丁寧な仕上がり。秋竹さんも補佐でついてましたね。作監になるんでしょうか?冒頭から手芝居などが普段より増えてて凝ったところが多くて良かったですね。個人的にはドッジボールでみなみちゃんがボール投げるところとか多田作監回だぁ、という感じがして良かったな。ボール投げるまでの動作で腕などをうまく使って体重移動がよくわかるし、投げるところの抜き方とかがキマってて良かったなぁ。中抜きは京アニでも良く使われてますが、ああいう風に気持ち良いと感じることが少ないのでこうバシッ!とキマるとカッコイイです。みなみちゃんの捉え方もいい。今まで見かけなかったんでこの辺はたぶん多田さんの手が入ってるかな、と。その後の田村さんの反応も崩してケレン味だそうして楽しいカットになってましたね。カメラ移動もケレン味を持たせていたかな。うーん、担当は誰なんだろう。ここだけでなんかお腹イッパイです。
あとみさおが食べ物食うところの表情を大きく使った芝居とか珍しく動きまくるらっきー☆ちゃんねるとか良かったです。動きが大きく見えるのが個人的には良かったなぁ。みさおのシーン堀口さんがやりそうな動きだな、と思ったんですが社内でもマネされてたりするんでしょうか。大体目星をつけてみても今回は多田作監ですし意味ないかも。
あー、あとらき☆すたで始めて一部で語られる京アニの首を振る女の子を見たような。あー、でもコミケの回で話題になった恥ずかしがるかがみとかもそうかもな。今回は微妙に今までと違うところがミソ。こうぶんぶん首を降らせるの無かったんで『あ、いつもの女の子演出だ』とか思ったり。頭フリ萌え、というか大きく動作を見せること自体が目的なんだと思います。感情を表現するのにメタ的な演出や記号を使うことよりキャラクターを動かすことでかわいさや楽しさを獲得しようとするアニメとして当たり前の方向性なんじゃないかと思います。
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