hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

消費税と郵便料金

2014-03-06 06:44:56 | 日記

切手シリーズ その12。消費税が8%に引き上げられることになり、郵便料金も1994年1月24日以来約20年ぶりに値上げされることになった。

50円のハガキが52円、80円の定型封書(25g以下)が82円、同じく(50g以下)が92円に引き上げられる。これは消費税の転嫁だが、これに伴い通常切手6種類が税の引き上げ前の3月3日に発行された。

封書などの引き上げ幅に見合う追加貼付用に発行された2円切手がエゾユキウサギ、ハガキの新料金52円切手がソメイヨシノ、封書(25g以下)用82円切手がウメ、同じく(50g以下)用92円切手がスミレ、定形外(150g以下)用205円切手が屋久島国立公園・屋久杉、速達料金(250g以下)用280円切手が吉野熊野国立公園・那智の滝、速達料金(1kg以下)用380円切手が利尻礼文サロベツ国立公園・利尻富士の各図案が発行された。この中でやはりエゾユキウサギが、白くフワフワな感じが受けているらしい。 

消費税と郵便料金の関係であるが、消費税導入時の1989年4月1日には消費税分3%の郵便料金が引き上げられ、41円、62円、72円、175円が発行された。

さらに、その後1994年1月にハガキが50円、定型(25g以下)封書が80円、同じく(50g以下)が90円に1度引き上げられており、10円以下の端数はない料金となった。

1997年に税率が5%に引き上げられた際には郵便料金は改定されず、現在も当時とほぼ同じ料金体系をとっている。額面改定は20年ぶり、消費税に伴う切手発行は1989年以来25年ぶりのことである。

今回の発行された切手も順調に税率が10%に引き上げられた場合は2年と短い寿命であり、収集家としては是非価値のあるエンタイヤを作っておきたいものである。