hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

3月11日を想う

2014-03-12 06:36:36 | 日記

3月11日が今年もやってきた。阪神大震災の1月17日、関東大震災の9月1日同様、日本人には忘れようにも忘れられない日である。
あれから3年、1年前のある特定の1日に何をしていたかを聞かれてもまずわからないが、3年前の3月11日は朝から曇天で気温は今日のように寒かったことを鮮明に思い出す。当時は前の職場にいて、午後1時からの支店とある顧客への取引方針に関する会議を行い、ようやく終えて自席に戻り、ホッとしたところで大きく揺れた。それも今まであまり経験したことのない長い揺れで、正直くるものが来たなと思った。しかし、まさか東北地方にあれだけの被害を与える津波が起きるとは、そして、福島の原発が再起不能な状態になるとは全く想像だにしなかった。エレベーターは止まり、お台場には煙が立ち上り、非常用の食料と水を配った。夜9時になり、地下鉄銀座線運転再開の報を聞き、Iくんと歩いて家路を急いだ際にその寒さに震え、表参道にこれほどの車列を見たこともなく、本当に何が起こったのかわからない恐怖を感じた。

今日、町をあるくと普段とあまり変わらない風景の中に弔意を表す国旗掲揚、これは大喪の礼以来の半旗であった。さらに江戸橋を通るとカモメが一斉に海に向かい、40羽ほどが整列している。

あたかも海に向かって弔意を示すように。ブログなど書いている場合ではないかもしれないが、被害に遭われた皆様に小生も心から弔意を示すこととしたい。