小生の会社から僅か5分にあるお店、昼ごはんをよく食べに行く。もちろん、自家製の魚の西京漬もうまいが、とにかく米と味噌汁がうまいお店、ただし、今夜は店の中に吊るしてある日本酒の銘柄に感心して飲みににきた。
店は地下がネパール料理店のため、カレーの匂いの漂うビルの2階、もちろん店の中までは匂いはしない。カウンターが4席、テーブルが4つの小さな店で御主人が全ての料理を作っている。今日は古い友人のO氏と2人のため、カウンターに座る。
まだ、6時半はまだ2組目の客でお通しのあと、八寸が登場。
ホタルイカのジュレがけ、独活のきんぴら、タコの煮付け、梅水晶、チーズの酒粕漬、白身の南蛮漬、姫サザエの煮物、おきゅうと?の8品、とかなり工夫もあり、最初の生ビールはこれらをつまみに飲み干す。
日本酒は先ずは而今(三重県)、この酒は先日のみ損ねただけにスタートには持ってこい。つまみは、ヨコワの醤油漬、若い魚の赤身のうまさをたんのう。
鴨焼き、珍しく粒マスタードが添えられているが、ワサビは辛さが飛ぶが、からしは辛味が残り、あっさりする。
とり天、大分名物でからしを添えた酢醤油が引き締める。酒は王綠超辛口(島根県)、飛露喜(福島県)と続く。気がつくと殆どのテーブルが満員、やはりみなよく知っている。
早く頼もうと昼も美味かった『だし巻き』、さらに『イカの煮物』『ポテトサラダ』これは王道。『チーズの粕漬』とついつい酒も進むつまみばかり注文。酒は作(三重県)、日高見(宮城県石巻市)、口万(福島県)。これらを平らげ、気がつけばまだ9時過ぎ。
ただし、十分酔って、腹も満腹、だから切りがないので切り上げる、これがおじさんの飲み方。せっかく美味いご飯を諦めたのはやや残念だこま、くたびれた一週間もこれてまようやく大団円である。
人形町田酔
中央区日本橋人形町1ー7ー6 HSビル2階
0356458588