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切手シリーズ その23。大学の切手について調べてみた。最初に切手となったのは1952年10月に発行された『東京大学創立75周年』、当時は国体の切手を含めて年間に5回しか記念切手が出されていないのだから価値がある。図案はやはり安田講堂で値段はどうでもよいが、カタログでは1枚2300円もする。東大ではふるさと切手でも1995年7月に『赤門』の切手が発行されている。
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次に記念切手になったのは1958年11月に発行された『慶応義塾創立100年記念』、図案は塾舎と福沢諭吉である。さらに2008年に『慶応義塾創立150周年記念』の10枚組の小型シートが発行されている。
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それ以外では記念切手が出されている大学はない。ただ、占領下の沖縄では1951年2月に『琉球大学開校記念』の切手、さらに1960年5月には『琉球大学開学10周年』の切手が発行されている。
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では、ふるさと切手をと見てみると早稲田大学は2001年10月に『大隈講堂』、京都大学は1997年6月に『京都大学時計台』、北海道大学は2000年2月に『札幌時計台』、2001年9月に『ポプラ並木』が図案となった切手が発行されている。
こうしてみるとあまり日本では切手に大学は登場する機会が少ないような気がする。
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因みに福沢諭吉も大隈重信も新島襄も文化人シリーズでは切手になっている。