かぶれの世界(新)

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確定申告への道(2)

2025-02-05 20:24:08 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、確定申告作成の支援を受ける為3度目の青白申告会(青申)ビルに行った。今年から確定申告を青色に変えるので手助けを受ける為だ。恥ずかしい事に、手助けの約束の時刻11:15から20分遅れててしまった。私のパソコンに書き込んだ予約時刻は11:15と正しかったが、私はこの時間を自宅を出る時刻と勘違いしてしまった。

10時頃からパソコンに記録した申告データを確認をして、自宅で本番の準備を始めた。その頃に気付けば問題なかったのだが、青申カードに書き込んだ青申での開始時刻が11:15だと気付いた時は何と11:15分だった! 慌てて家内の自転車を借りて行こうとしたが、サドルの高さ調整ネジが強過ぎて調整出来ず乗れなかった。

部屋に戻って約束より10分遅れると青申に電話で伝えたが、慌ててバタバタしているうちに20分遅れてしまい担当者と顔合わせしたのは11:35分だった。そこから3種類の年金(国、厚生、米国)を報告したところで予定の11:55になった。担当の方は昼食後直ぐに次の予約があるからと目の前からいなくなった。すべては私のせいであり文句は言えなかった。

受付に戻り次の支援を3月2日(日)に予約したが、次回で申告作成が終わるのか担当の方も保証できないとのこと。私は一昨年まで自分で申告を全てやっていた、しかも半日くらいで済ませていたのが不思議だ。酷くボケてしまったと帰り道を情けない気持ちで自宅に向かった。

と、前方に珍しく私より遅い足取りで歩く老婦人がいた。私と同じ青申の予約を終えて戻る方だったと思う。追い抜いたところでポケットをまさぐって手袋が無いと気付き、「あれっ、ない」と小声をあげて彼女の前で立ち止まった。急に彼女の前で立ち止まったので「スミマセン」と謝った。

彼女はにこにこ笑いながら「大丈夫ですよ」と優しく答えた。それから次の交差点まで「歳をとって人の迷惑も顧みずついつい立ち止まった、残り少ない人生をどう過ごすか、母や父の亡くなった年齢によって死に顔が違った」等など「年寄り会話」を続けた。何を言っても「それも人生」と彼女は受け流すように答えてくれ、旧甲州街道との交差点で分かれた。神様みたいな人だった。

残り1キロ余り歩いて自宅に戻った。一人歩きになって気付いたのは、昨年末から痛みが続いていた足腰の痛みを殆ど感じなかった事だ。何で痛みが取れたのか分からなかった。今迄なら「万歳、良くなった!」と調子に乗ってあちこち歩き回り、痛みが再発したが今回は用心した。

昨日も自宅に戻ってから運動を控えたが、今日も家内に頼まれた買い物をしに近くのスーパーに行っただけだ。昨日も今日も高々3キロの距離を歩いただけ。これで何とか足腰を治して、初の「事業者」としての青色確定申告を終わらせ、4月に田舎に戻りたいと思う。■
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