Back to XP

便利に重宝しているタブレット（NEXUS7)が動かなくなった。タブレットは電波が届く範囲なら空港やお店等どこでも使えるのが良い。帰郷後のルーチンは1階の居間で朝食をとりながら朝ドラ・新聞に2時間かけ、そのまま居間に居座りタブレットでメール・ネット・チェックをする。だが、今朝のタブレットの液晶ディスプレイは真っ黒のままだった。安い買い物で保険もかけてなかった。何時かこの日が来ると思っていたが、意外に早く来た。

バッテリーが上がったのかもしれないと思い充電し、その間2階の書斎に上がりノートパソコンで作業を続けた。午後になって再度タブレットを立ち上げようとしたが状況は変わらなかった。悪い予感がした。こういう時にノートパソコンがこけたらもう何もできなくなる。

そこで思いついたのが書斎の机を占領しているウィンドウズXP搭載PCだ。機械を客間に移してセットアップ、不要なアプリ等を消去して空きスペースを作った。その結果、現在ノートPCで使用中のアプリをインストールする容量が十分残っていた。ネット経由で資産管理プログラムをインストールし、ノートPCの情報をUSBメモリー経由でバックアップの要領で移植して動作確認した。

IE経由のアプリは簡単に互換チェックできた。銀行や通販も使えそうだった。多分、アプリの互換性より問題は古いOSの脆弱なセキュリティだろう。既にサポートされてないバージョンなので対策としては、１）当たり前のことだがなるべく使わない、ノートPCダウン時の緊急バックアップの為だけに使う、２）通常はオフラインで使用し、必要な時のみネット接続する。

不完全だがノートPCのバックアップがあると思うだけで心が休まる。もう使わない積りだったがXPマシンを捨てないで良かった。普段の生活の中でPCの延長線上での利用を考えると、効率の面で代わりのタブレットを早く見つける必要がある。■