かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

やり過ぎ高齢者の「つぐない」

2022-10-04 16:37:16 | 日記・エッセイ・コラム
これが果たしてやり過ぎ高齢者の「つぐない」になるのか分からない。言い訳するなら、それが誰にも迷惑をかけないなら、私が出来そうな手助けは何でもやろうとということだ。

昨日、松山市駅と一体になっているデパートに行ってバックアップ用の眼鏡を作った。東京の自宅の近くの眼鏡屋で作ったスポーツ用メガネのバックアップが欲しかった。サラリーマン時代に作った何本かの眼鏡の軸が壊れたり、レンズが傷で曇りで使い物にならなくなった。

使えるのはスポーツ用メガネだけになった。私はバドミントン・ジョギング・山歩き・サイクリングなどをやりその最中に眼鏡を飛ばして壊すと代りがなく困ったことになる。以前、しまなみ海道をサイクリング時に転倒し眼鏡を壊し、実家に戻る車の夜間の運転は恐怖だった記憶がある。

デパートに入るとビルのなかはテナントだらけで、目的の眼鏡屋の店員に聞くと半数がテナントだとのこと。言われて見れば東京の都心でも郊外でもそんな感じのビルを見かける。ビルの名前はかつての百貨店の名前だが、ビルの中は内外の有名ブランドのお店が並んでいる。

スポーツ用メガネを作った眼鏡屋は全国にフランチャイズ展開しており、眼鏡作成時に私の目とレンズのデータが記憶されており、どこからでもアクセスできる眼鏡を作れると事前に確認していた。無難なフレームを選び一時間余りで眼鏡を受け取り、ビルの横にある帰りのバス停に行った。

宇和島行きのバス停に並ぶと車椅子に座った男性を見かけた。見た記憶のある顔だった。声をかけるとやはり以前に車椅子をバス内に運んでやったことがある男性だった。その時の車椅子がやけに重く聞くと7キロという。7キロは軽い方で、これ以上軽いと動作が不安定になるという。

困った状況にある人を見ると私は手伝いたくなる。私はしょっちゅうスポーツなどやり過ぎて身体を痛めて仲間に助けてもらう。2カ月前の交通事故の時もそうだった。事故現場近くのお店の人や後続の車の運転手、レッカー車の会社の人にも助けて貰った。

私が困っている人を助けるには高齢になり過ぎたかもしれない。かつてのように重い荷物を持った美人を見つけると、ホイホイ助けに行くと嫌な男と思われるかもしれない。だが、それでも知らんぷりして放置するよりマシ、と言ってもそんな美人などとんとお目にかからなくなったが。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする