かぶれの世界(新)

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今年最大のリスクを垣間見る

2024-01-24 17:47:43 | 国際・政治
毎朝のルーチンワークの市場動向チェックを終えてCNNを見ると、米共和党予備選のニューハンプシャー州での開票が始まり、トランプ前大統領がヘイリー前国連大使をリードしていると報じていた。有力候補のデサンティス氏の直前の撤退とトランプ支持と聞き、私は大差がつくと予想していた。

大差がついてヘイリー女史が退出に追い込まれる最悪の事態になる、欧米の専門家が予測した今年最悪の事態が早くも起こるのではと思っていた。だが、10ポイント程度の差だったらデサンティス氏の票のかなりの部分がヘイリー女史に流れた、まだ彼女にチャンスがあると私は期待した。

このままテレビに張り付いて投票の推移を見てたら何も出来ないで午前中の時間を無駄使いしてしまう。急に思いついて何時もの多摩丘陵北コースを歩くことにした。選挙の推移が気になるのでスマホでCNNやABC等を聞きながら歩いた。音楽以外を聞くのは初めてだった。

だが、いかんせん、英語が思ったより聞き取れなかった。かろうじて分かったのは、よく使う決まり言葉や単語だけだった。昔はそれでも全体の意味を理解した積りだ。今日最も気になったのは頻繁にダブル・ディジットが出てきて、トランプ氏の二桁リードを高く評価しているようだった。次に頻出した言葉はサウスカロライナで、ヘーリー女史は撤退せず次の選挙にも出るらしいと思った。

1時頃に自宅に戻り昼食をとりながら日本語のニュースを見ると、私の選挙結果の理解はそれなりに正しかった。だが、米国のマスコミやトランプ陣営はもっと接戦を予想しており、2桁リードの結果にトランプ氏は満足しているようだった。私はマサチューセッツ州ボストンに良く出張したが、隣のニューハンプシャー州の大半は民主党支持だと思っていたので少し違和感があった。

何れにしても、良く分からない英語を聞きながら今年世界最大のリスクが起こるかもしれない選挙の行方を伺うのは気持ち良くなかった。川崎街道を通る車の騒音で分からない英語が更に聞き取れず、まるで世界最大の危機がすぐそこに迫っているような不安を感じた。

そんなに大袈裟に感じなくても良かったのかもしれない。世界の民主主義の危機は迫っている。だが、現在だけの話なら日本に住む私が心配になるのは保有する米企業株程度で、生活に困るような事態は多分子供や孫達の世代だろう。だが、彼等は余り気にしてないように感じる。■
コメント
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