かぶれの世界(新)

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迫りくるコロナ

2022-07-14 20:52:50 | 健康・病気
母の七回忌に備えてお寺の墓掃除に行った火曜日の夕方、長男から下の孫がコロナに感染したとLINEが来た。うちの子は大丈夫だとという身びいきな考えが、2年半たって見事に打ち砕かれた。メールを読んだのは夕食を済ませた後で、気持ち良いワインの酔いが吹っ飛んだ。

次に昨日の昼食後に長男からのLINE、下の孫の熱が若干下がったというグッドニュースだった。一瞬喜んだのに、改行後に今度は上の孫が39度になった。長男夫妻も喉に若干の違和感があるとの報告。これじゃ、長男家族が全滅だ。家内から食事等の心配をするメールが出ていた。

実は、昨日は昼過ぎに後期高齢者が一人住む(私)ここ四国の実家にも、コロナの影響を受けたビッグニュースが舞い込んできてた。ここに来て愛媛県の感染者が突如1000以上になるという驚きのニュースが県民を驚かせている。

7月24日に実施される通学路とその周辺の用水路等の清掃がコロナ感染急増で中止になったと地区長が戸別訪問して連絡して回ってた。道路清掃は市の支援を受けて毎年7月後半に実施される行事だ。
私的には中止になって助かった、暑い日に道路清掃は大変だ。

元の戻ると、息子によると学校かプール、もしくは塾で感染した可能性があるという。確かに最近は子供がコロナに感染して親にうつるケースが増えているとニュース等で聞いたことがある。どうも長男家族はこのパターンで家族全員コロナ感染する恐れがあると不安になった。

だが、子供は回復するのも早い。今日のLINEによると、下の孫はほぼ全快した、上の孫も熱が下がりつつあるという。寧ろ親の方が長引く恐れがありそうだ。嫁さんは大丈夫だが息子は微熱と喉痛が続いているらしい。状況によっては月末の法事を止める事態になるかもと内心覚悟している。

今日はコロナと関係ないが私が病院に行った。4月から続けている歯医者通いと、帰郷前に東京で3カ月分処方して貰った降圧剤が無くなったので地元の医者に診て貰った。母の掛かり付けだったのでよく知っている医者だ。最近美人の奥さんが散歩で出会わないと雑談を交わすなど、コロナ感が全くなかった。日本全国、そうあって欲しい。■
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田舎暮らし雑感2022(8)

2022-07-12 22:06:48 | 日記・エッセイ・コラム
母の命日は昨日だったが、2カ月前に住職と相談して七回忌は月末の29日にした。まだ時間があると思って猛烈な暑さの日を避けていた。そのうち法事までに残り2週間余りになり、今日午前10時前に思い立って箒と大小ハサミに作業用手袋を抱えてお寺に向かった。

途中自宅前の家庭菜園で農作業中の老婆を見て、「暑いのに大変だね」と声をかけた。彼女は風が吹いて来たので暑さを凌げそうだと畑に出たという。確かに少しでも風があるかどうかで暑さに耐えられるかどうか全然違う。「ホント、そうだね」と答えて寺に向かった。

このところ老婆ばかりに声をかけているようだが、現実は家の近くで農作業しているのが老農婦だけなのだ。農業では食っていけないので若者は外に仕事に出てゆき、老農夫は暑さに耐えられず自宅にいるか亡くなり、仕事するのは老農婦、水田の仕事は元気な中年農夫が農機具で請け負ってやる。

我が家のお墓に続く道と周りは雑木と雑草だらけだった。他の家のお墓はほぼ全て丁寧に手入れされており、少し恥ずかしい思いをした。だが、お寺もお墓の周りも全く人気がなく、黙々と大枝小枝を切り落とし、雑草を引き抜き箒で片づけた。気が付くと長袖シャツが凄い汗と土で汚れていた。

1時間半程度で他家のお墓と比べて同じ程度に見えてきたところで作業を止めた。一旦箒やハサミを墓の近くに置いて、郵便局に出向いた。途中で隣町の郵便局で強盗が出て捜査中と有線放送があった。事件は9時50分起こったというから、その時放送を聞いたら墓掃除は延期したと思う。

昨日米国の社会保障局からきた問い合わせの回答をエアメールで出した。政府扱いの郵便なのになぜか260円かかった。だが、年金を貰う為には一々文句を言わず請求されたら何でもやる。

郵便局からお寺を経由して実家に戻る途中は老婆はいなくなり、見かけたのは学校から戻る小児たちだけだった。昼間は本当にどこに行っても人と出会わない。午後から夕方までに出会うのは時間帯に応じて通学中の子供達だけだ。

どんな年齢・服装の子供がどの道を通るか、徒歩か自転車通学かで何時頃か分かる。昼過ぎ頃には小学生低学年が帰り始め、徐々に高学年になる。次に遊歩道に自転車通学の中学生、更に部活帰りの中学生とか高校生が目立つようなる。東京と違い彼等はほぼ全員挨拶してくれるのは凄く良い。

その後、涼しい夕暮れ時になって遊歩道を散歩する我ら中高年・高齢者の出番が来る。このところ猛暑日が続き犬を散歩させる人に出会わなくなった。特に犬を連れた若い女性(多分中年女性)に出会うことが無くなったのは残念だ。■
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友達扱い

2022-07-11 22:50:42 | 健康・病気
買い物から帰って夕方いつもの川沿いの遊歩道を散歩した。折り返しの橋を渡り隣の集落に続く道から遊歩道に向かってヨロヨロと登ってくる老婆と出会った。今にも倒れそうに歩いて来るので心配になって声をかけた。意外にも元気な声で返事が返って来た。

彼女は80歳過ぎて何もやるにも気だるくなった。今年81歳になって、それでも頑張って歩いている、大丈夫だと。私は70歳過ぎてそんな気だるさを感じになったと言い、口癖になった母の言葉「歩けなくなったらお終い」を繰り返し、今日も歩き続けていると彼女に言った。

分かれる前にヨロヨロ歩く彼女に向かって握りこぶしを突き上げて、「お互い頑張りましょう」というと、彼女も軽く手を挙げた。今度はガキ扱いじゃなくて、友達扱いしてくれた。ここに来て、自然と話し相手が80代に変わったようだ。その後犬を連れた中年3人に出会い普通の挨拶をした。■
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安倍後の政治を予測する

2022-07-10 19:37:49 | 国際・政治
今日の参院選は与党の勝利になるのは間違いないという前提で、安倍氏が暗殺された後の日本の外交がどういう方向に進むのか予想してみる。そこで敢て安倍後の政治と言いたい。

岸田氏が首相になって、積極的に海外に出向き中ロに対して民主主義を基にした日本の主張をする姿を見て正直私は驚いた。安倍元首相を見るような気がしたからだ。助言があったと言われる。

報道によると岸田政権は党内随一の影響力を誇る安倍派の影響力を受けて、安倍氏の意向を強く受けた外交を展開しているという見方があった様だ。私は悪くないと思っていた。

安倍元首相亡き後の日本の外交がどこに向かうか、私は安倍氏がいなくなっても当面は変わらないと予想する。岸田首相は就任以来積極外交を展開し、既に海外首脳の信頼を得ているからだ。

安倍氏の暗殺後に多くの海外首脳や専門家・マスコミから惜しむ声が聞かれ、高い評価を受けていたことが明らかになった。海外デビューした岸田氏はもはや簡単に路線転向出来ないと考える。

安倍氏の評価が低いのは野党は当然として、国内の一部マスコミに否定的な評価が聞かれる。勿論評価には国内政治を含むので当然だが、外交を含めた大局的な評価が出来てないように感じる。

安倍氏に比べ岸田氏はその辺の微妙な差異をより注意すると予測する。森加計問題のような問題を引き起こしてマスコミに叩かれることは少ないだろう。だが、何が重要かよく分かっているはずだ。

今朝のTBSのニュース番組サンデーモーニングにて安倍氏暗殺を報じる時に、政治家としてのトータル評価に森加計を持ち出すのを見た。岸田氏はこれが日本の現実だととも理解している。

時が経過して安倍氏の影響力が薄れ、かつウクライナ級の問題が新しく起こる時が必ず来る。その時、岸田氏がどう対処するか実力が問われ、安倍後の政治が表面化すると予測する。期待したい。■
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ガキ扱い

2022-07-09 22:23:17 | 健康・病気
今週2度目のバドミントン練習に参加した。練習が始まる前に体育館の2階のカーテンを閉めて回り、1階へ降りる途中で手摺にすがって歩くヨレヨレ姿のお婆ちゃんに出会った。例によって調子よく声をかけ「頑張るね、階段を降りる時はゆっくり歩くといい」と軽く助言した。

彼女は私の助言が聞こえなかったように「ここは階段が30段ある、上下すると60段で、最低でも10往復する、ほぼ毎日来て歩いている」とまくし立てた。例によって「歩けなくなったら人生お終い」という母の言葉を紹介した。お婆ちゃんは私の助言など気にする様子はなかった。

話を続けていくと彼女は88歳だと聞き驚いた。母はその頃認知症の要介護で施設に入っていた。「凄いね」といった後、私も「後期高齢者になったけど、バドミントン練習頑張ってる」と自己主張した。すると、彼女は「75歳なんて私から見れば子供みたいなもんだ」とあっさり切り捨てられた。私の自己主張を遥かに超える元気なお婆ちゃんだった。この日の練習は調子が悪かった。

午後から隣町の眼鏡屋さんで壊れた眼鏡の修理をして貰った。最近バドミントン練習で何度か転倒したり、山裾歩きでも転びそうになったことがある。そんな時に眼鏡を壊すと車の運転が出来なくなるので、万一に備え昔使っていた眼鏡を使えるよう修理しておきたかった。

壊れた眼鏡を診て貰うと1つは特注品で修理不可能、1つは溶接が必要で5千円かかる、最後の一つはネジを交換すれば500円程度で修理可能といわれた。最近は5千円出せば新しい眼鏡を作れる。500円コースをお願いし終わるまで店で待たせてもらうことにした。

そんな話をしていると気が付かない間に斜め後方の椅子に老人が座っていた。20年前に川向こう(大洲城側)の店から引っ越してきた時は店主だったが、今は引退して息子に任せているのだそうだ。このジーサンも私を大幅に上回る話好きだった。

修理を待っている間に彼の全ての病歴を聞く羽目になった。彼は両膝とも擦り切れてしまって金属を入れている、しかもたった3日前にリハビリを終えて退院して来たばかりだという。歩くにはまだ杖が必要だけど、杖なしでも歩けるよう頑張るという。彼は山育ちで子供の時から20キロの荷物を背負って上り下りしガニ股になった、それが膝を痛める原因になったと医者に言われたという。

その前は前立腺のガンで検査の結果丸ごと手術で取ったという。私もかつて地元の医師会で誤診されたことがあると伝えると、彼は市立病院で治療を受け上手く行ったとのこと。私にとってみれば癌センターの他に選択肢が増えたことになる。とても参考になったと礼を言った。

最初に切ったのが食道ガンだったとのこと。彼は今81歳だそうで、私が後期高齢者になったと言っても相手にしてくれなかった。私の年齢など興味がないみたいだった。私もお喋りだけど一つ言うと三つ返ってくるといった調子、こんなにお年寄りに喋り負け子供扱いされたのは初めてだ。今思い返すと仲間扱いしてくれたのかも。■
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