かぶれの世界(新)

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夫々の去り方(2)

2024-12-12 20:34:54 | 健康・病気
先日亡くなったベテランアナウンサーの小倉智昭氏が、私と同い年だったのを知って驚いた。私がサラリーマンを始めた頃、既にテレビに出演し若々しい容貌で当然年上だと思っていた。だが、訃報を伝えるニュースを見ると、亡くなる2年前頃から顔つきが激変していたように感じた。

何故そんなことを思ったかというと、帰郷前に家内に頼まれて介護施設に入る直前にショートステイしていた義姉を訪ねた時、私の酷い老け顔のほうが彼女よりも酷かったからだ。小倉氏の老け顔なんて大したことない。義姉と二人で撮った記念の写真の私は悲しいくらい老けていた。

訪問した時の写真を家内に数枚送ると、私の写った写真を除いて家族に転送したと後から聞いた。それを聞いて、家内にそれで良かったと伝えた。あんな酷い顔の写真を彼女の家族中にばら撒いてほしくなかった。私は自分の顔より、血圧など生化学指標とか運動能力に注意して来た。

顔つきなどの見かけは気にしなかったが、突然の酷い老け顔を見て驚きガッカリした。自分の顔は55歳で早期退職した時に撮った写真と比べ、そう変わってないと思っていた。正直言うとその後撮った老け顔の写真は無視していた。もう20年以上経ち80歳近くになったのにありえない。

私は最近の生化学指標は悪化したが、血圧や尿酸値以外は余り気にしないことにしていた。8月頃から高血圧になった。従来は夏に高血圧になり秋になり涼しくなると血圧が下がっていたので予定通りだった。ところが11月半ばに帰京して気温が下がっても血圧は下がらなかった。

対応策としてこの8日間10キロ以上のウォーキングやジョギングを続けた。従来なら私は「やり過ぎ」といわれたハードな運動だったが、起床時の血圧は変わらず高いままだった。4日前から朝5時頃に起床する家内が暖房をつけるようになると、3日目から血圧が急降下し正常値になった。

パソコンを開き血圧を記録したスプレッドシートをチェックすると、昨年までとは随分違った。昨年は12月になり気温が急降下して室温が13度台に下がった時でも、血圧は正常だった。更に一昨年の12月は室温が12度台に下ったのに「異常なばかりに血圧が正常」だった。

私的には今年は12月になり気温が下がっても夏と同じ様に血圧が高いままだったが、何故かこの2日間だけ正常な血圧に戻った。他に気付いたのは一昨年12月の体重は67キロ台、昨年は69キロ台、今年は66キロ台と漸減したことだ。ということは、食事の質が徐々に変わったということなのか。実はそれが容貌が老け顔に変わった理由で、この世を去る準備を始めたということかも。■
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