八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

延命措置

2017年02月18日 20時31分11秒 | Weblog

画像のこととは違うこと。39年前、義父が深刻な終末になったとき、あきらめるか、あきらめないかと、お医者さんに問われた。本人も家族もたいへんだよと、言われた。なんとか、生かしていられるかと、返答した覚えがある。これが、苦難の10か月になった。入院が始まり、意識は、混濁、管で養分を流し込み、床ずれがひどくなった。交代しながら、付き添っていた、義母と娘は、疲れ果ててしまっていた。今と違って、医療費がかさみ、家計費もかなり深刻だった。今、在宅介護中の義母は、延命させていると思っている。終末期になったら、成り行きにまかせるとしている。今日も元気にしている。毎日、娘が作ったお昼は、カステラとクッキーに牛乳、リンゴ半分をすりおろしたのを、食べた。「美味しかったげぇ」と聞くと、「うまい」と返事をした。新聞に載っていた広告をみながら、考えさせられる。

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