八十路徒然なるままに

かくて明けゆく空のけしき、昨日にかはりたりとは見えねど、ひきかへめずらしき心ちぞする。徒然草より

2023年03月09日 14時33分50秒 | Weblog

画像は、原発事故があった時のもの。当時の市街地は、断水になった。飲料水は、給水場に取りに行った。当時の13日から、隣組に、市役所からの、市民へのお知らせを、市役所に取りに行き、もどって、コピーして配布をしていた。隣組の、家庭を訪れ、立ち話をした時、トイレ用の水で、困っていると聞いた。大小のポリ容器、四個に、空気が漏れないと確認をしたごみ袋をいれ、井戸水を入れ、ごみ袋の口を紐で縛って、車のトランクに積んで運んで、二軒に届けた。高台にある知り合いの所へ行ってみたら、当時の14日には、避難をしてしまっていた。当時、連日、原発事故の映像は、水で、炉を冷やすための苦労だった。現在も、原発の破損をした炉には、注水していると、新聞でよんだ。今後、万が一に、炉が破損するような事態にならないように、祈るしかない。12年前の、大震災の時は、断水のため、トイレ用に、川の水を、汲み上げて使った人もいる。別のこと。当時、市役所へは、自主防災会と名の入ったヘルメットをかぶっていくと、「ご苦労様です」と、ねぎらわれたものだった。市役所からのお知らせには、断水個所の、各所の復旧の予定日があったり、食料困窮者に配布する、おにぎりと水の知らせもあったり、福島県内、12か所の、環境放射能測定値の表があったり、水道水の放射性物質の測定結果についてがあったりだった。水道水は、なんの異常も、ありませんでした。ここのところ、初夏?、まとまった降雨がないなぁ。

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