八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

筆字の仮名

2023年04月30日 15時21分15秒 | Weblog

画像は、中央公論社刊、書道芸術、別巻第二、日本の名品集よりです。はるか大昔しに、毛筆書写技能検定ー書道検定ーの、二級を受験した時に、活用をした。検定は、当時習字の塾に通っていた高校を卒業した若い女性が、将来子どもたちに教えたいとのことで、書道検定を受験すればと話した。一人では気おくれするというので、お付き合いで、二人で、受験をした。二級は、手本無しが二問、臨書が二問、出題された短歌を体裁よく書くのと、お知らせしを掲示できるように書くがあった。また、古筆の仮名の臨書があった。この古筆の仮名は、全く塾では、習字していなかった。日本の十種の古筆から、何が出題になるか、その場でしか、わからない。古筆十種の、それぞれの筆使いの特徴を、その場で書くのだった。実技のほか、理論問題が四問あり、旧字体と書写体を当用漢字の字体になおす。草書を読む。文字の歴史。筆順。当用漢字の字体。理論検定は、習字の塾では、学ばないことだった。塾の先生には、受け入れられないようだった。当時の女性は、今もこどもたちに、教えているいう。仮名には、万葉仮名、片仮名、草仮名、平仮名がある。古筆の仮名は、全く読めない。今回、あらためて、ぺらぺらと、拾い読みをしました。小生は、仕事に専念すると伝えてやめた。仕事に専念は、業務にパソコンを使い始め、データーを入力するためだった。

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