八十路徒然なるままに

のどかなる日影に、垣根の草もえ出づるころより、やや春ふかく霞わたりてーーー。徒然草より

漱石枕流

2024年12月07日 11時49分20秒 | Weblog

表題の「漱石枕流」の、意味は、「自分の失敗を認めず、屁理屈を並べて言い逃れをすること。負け惜しみの強いこと」とある。故事は、中国西晋の孫楚は、「石に枕流れに漱ぐ」というべきところを、「石に漱ぎ流れに枕す」と言ってしまい、誤りを指摘されると、「石に漱ぐのは歯を磨くため、流れに枕するのは耳を洗うためだ」と言ってごまかした故事からと、読んだ。「漱石」は、言わずと知れた、夏目漱石の雅号。四字辞典をめくっていると、九日は、「夏目漱石忌」なので、思い出して書きました。画像は、夏目漱石の初版本の復刻版。飾り本で積ん読本になっている。本の名が読みずらいのは、半透明の紙が覆っている。時々めくるのは、予備にある。予備のは、大分前だが、あちこちで、古本市を覗いて購入をしていた。近年は、漱石研究本を、書店で目に入ると、購入をした。研究本は、本編を読まなければ分からない。これも積ん読本になっている。別の事。今日は「大雪」「国際民間航空デー」とある。誕生日花と言葉は、「セントポーリアー小さな愛」。誕生日の方、おめでとうございます。突然ですが、「非常に重要なこととかけて、今日は二十四節気の○○○○ととく。そのこころは」「ととのいました。どちらもーたいせつー大切ー大雪ーです」。「漱石枕流」の類義語に「指鹿為馬」ー「鹿を指し馬と為す」と、訓読みを用いるとも、読んだ。当地方、今の時期らしいお天気です。


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