今朝は週間ルーティンの新湊行きの日だったが、20kmほど走っていたら雪が激しくなり、風も出て来た
西の空はどんより暗い灰色で、雪が国道を真っ白にしてまだ積もっていく
予報通り今日から3日間大雪注意というのは正しいようだ
それで引き返して、今日のドライブはお終い。
北陸の冬グルメ三羽ガラスと言えば「あんこう」「本ずわいがに(松葉ガニ)(越前ガニ)」「寒ブリ」であろう
「あんこう」は美味しいアンコウの限界で15㎏くらいである
味は別とすれば春になると30㎏を超える大きなものも獲れる。
今日は、アンコウの話ではない
アンコウに似た名前で、やはり冬の魚汁に「がんこ」という魚がいる
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姿は、アンコウに似ている、顔は名前の通り「がんこじいさん」みたい
頭が体の半分、頭はゴツゴツした小さな突起が幾つもあって痛い
大きいもので30cmくらいだからアンコウとは比べ物にならない
ところが調理すると
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透き通った白身の魚で、オレンジ色の肝
このあたりでは大根やネギを入れてみそ汁にする。
今夜はカニの炊き込みご飯と、がんこ汁、それとカニと一緒に獲れた赤浅羽の煮物です。
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赤浅羽の煮物 赤がれいともいう。
中央の皮が剥げているのは、新鮮な魚の特徴、まだ筋肉が生きているから
身が縮んで皮が割ける、だから通常は十文字の切り身を入れる。
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カニの手伝いに行く理由の一つは、こうした獲りたての新鮮鮮魚を食べることができること。
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商売を辞めて2年間、スーパーの魚で我慢していたけれど、毎日、魚市場直仕入れの新鮮な魚を口にしていた私にとって寂しかった。
今は船長に感謝しています。
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