おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(10月8日)は、仕事はオフ。
音楽と映画をカミさんと一緒に楽しみ、最高に満足の1日となりました。
14:00からは東京オペラシティ コンサートホールに行き、「炎の指揮者」こと小林研一郎 の指揮、東京フィルハーモニー交響楽団 の 第15回 平日の午後のコンサート ザ・コバケンⅠを楽しみました。
ナビゲーター:田添菜穂子、指揮とお話:小林研一郎 という演奏曲の背景を知るやり取りもあり、さらに席はP席、指揮者やコンサートマスターなどが右前方に見える個性的な位置です。
演奏曲目は、次のとおりでした。
イヴァノヴィッチ/ワルツ『ドナウ川のさざ波』
ヴォルフ=フェラーリ/歌劇『マドンナの宝石』間奏曲
ウェーバー/歌劇『魔弾の射手』序曲
ドヴォルザーク/交響曲第8番
イヴァノヴィッチ/ワルツ『ドナウ川のさざ波』 は、小林さんの初指揮というのには驚きました。
ドヴォルザーク/交響曲第8番は、有名な交響曲第9番「新世界」よりも好きな曲です。
アンコール局は、ドヴォルザーク/ユーモレスク。
小林さんは、コンサートマスターの依田 真宣さんに一般的な演奏法と青春の時期のセクシャリティを込めたヴァイオリンの演奏法をしてもらい、さらには、4分間のうちにヨチヨチ歩きの時期から青春のエロチックな想い、その後のやるせない慟哭の時期、そして老境の時期という段階で人の人生に重ねて聴くように話してから自らこの曲に情感を込めて演奏しました。
そのような想いで「ユーモレスク」を聴いた聴衆は、演奏者一人ひとりを勇気づける小林さんの態度が伝わって万雷の拍手でした。
私も涙を流してしまいました。
私は「コバケン」と愛され続けている小林研一郎 さんの指揮をたのオーケストラとの組み合わせでも見聞きしていますが、敬意を伴った演奏中・演奏後の振る舞いは勇気づけそのもので、ここに人気に秘訣があることがわかります。
ちなみに、東京フィルハーモニー交響楽団 の若きコンサートマスターの依田 真宣さんは、私の古くからご縁のある方で、そのことは次のブログでご確認ください。
2008年5月13日付けブログ 5月の身辺雑記(2)「依田真宣コンサート」
2011年2月9日付けブログ 音楽家の親子
東京オペラシティ コンサートホールを4時少し過ぎてから向かったのは、新宿のバルト9。
映画『記憶にございません!』を観るためです。
これは笑った!そして、一部泣いた。
脚本・監督 三谷幸喜
キャスト・・・・中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市、小池栄子、斉藤由貴、木村佳乃、吉田 羊、有働由美子などの役者揃い。
石が額にあたって記憶を失った総理大臣役の中井貴一、はまり役でした。
つべこべ書きません。
是非ご覧を!
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