箱根・仙石原:ポーラ美術館喫茶店フロアから眺めた紅葉の林です・・・美味しい珈琲が飲みたかったので、「美味しい珈琲を・・・」と注文したら、「一種類しか無い」という返事で、「では、美味しく淹れて・・・」と、またまた、注文しました。私も、十分「イヤミなオバサン」になって来たようですよね。
←友人憧れの絵画(webより転載)
嬉しい事なんですよ、でも、ちょい疲れ気味で・・・毎度の如く、友人からの急なお誘いで、箱根・仙石原にドライブしてきました。
第一目的・・・箱根路の紅葉観賞。
これまた第一目的・・・ポーラ美術館、常設作品である岡田三郎助「あやめの女」、これ一点だけ観賞。
前回、この美術館に訪れた時、常設の筈が不在(他所に貸し出し中)だった為、心残りだったと言うのです。
つまり、紅葉も、油絵も、どちらも外せない・・・という意味です。
17日は、素晴らしい紅葉観賞日和でした。
ちょっと冷えた空気の中、風も無く、ほどよい日差しの温もりが、散歩するのには、打って付けだったのですね。
ポーラ美術館の敷地内に「風の遊ぶ散歩道」と名づけた遊歩道があり、友人と私は、しばし、風に遊ばれようと、20分程、軽~く、ウォ-キングを楽しみましたが、先程、言いましたように、風は、全く無く、ハラハラと風に舞うもみじには出会えませんでしたが、陽に映える赤や黄色の饗宴を、十分、堪能出来ました。
急に誘った友人も、急に誘われた私も、互いに、「今日は最高だね!」と意気投合で、疲れも何処へやら・・・でした。
仙石原ススキの原を横目にし(私は、ススキが大好きで、風に揺らぐススギ群は、一日中眺めていても飽きないのですが、今回は、駐車スペースの関係で停車出来ませんでした)、傍らに見る紅葉した山々の見事な色合いに、「日本ってイイなぁ~」と、マジ感じましたよ、ホント、素敵な一日でした。
以前にも話ましたが、友人も、流石に、このところの高齢者による事故の多さに、少~し真剣に、免許返上を考える気になったらしく、運転できるうちに、あちこちと行きたいと言うようになったのですね。
私は、車がなくても楽しめるよう協力するとは言ったものの、「楽しむ」、「楽しまない」、「楽しめない」というのは、本人の思い次第なのだから、一方的に、楽しめと強制は出来ないと分かっています。
でも、友人が決断を下し、一歩前進した時には、私も一緒に出来る楽しみ方を提案して行くから・・・と、ドライブしながら話しました、ま、軽い約束でしょうか。
でも、ちょっと心配なのは、年上の友人より、私の方が気力不足という点なのですよね。
近いうちに、また、お誘いが来そうな気配がするのです・・・とは言いながら、間違いなく、私も楽しんいるのです。
ほんのり赤みがかった黄色は、微妙な色気とでも言うのでしょうか、とても優雅な感じを受けます
紅葉に緑が入ると、風景が引き締まって見えるのですね・・・今、最高のバランスです