暖かくなったと思えば、また、寒さが再来する・・・という気候の変化で、「ミニバラ」も、漸く、開花し始めた。
昨年、かなり遅くまで花を咲かせてしまったので、今年は、何時に増して、「バラ」の生育が気になったが、私が気にしてもしなくても、「バラ」は自然と一体化して生きているようだ。
昨日から未明にかけて、かなりの雨が降った。
朝、姉に、「この雨は、畑には良い恵みだよね」と言ったら、「雨が降ると、2、3日は畑に入られないから困る」のだと言う。
その時、「あらっ!」と気が付いたのは、母が農作業をしていた時、母が出来なくなって私がやり始めた時にも、一度も、手を出さなかった姉が「変わったなぁ・・・」という感じがしたのだ。
母が逝ってから、既に、3年数か月を経ており、姉は3年前から、細々と農作業を始めていた。
元々は、母との確執から農作業には手を出さないと決めていたようだが、現在は、仕方なくしているのではなく、前向きな気持ちが見えてきているのだ・・・う~ん、人は変わる・・・を確認した思いである。
80代中盤にきた友人が、最近、忘れていることが多いように感じてきた。
元は、キャリアウーマン的存在の人だったから、私自身も、どこかでこの人は大丈夫!みたいな安心感を持っていたが、友人も変わってきたみたい・・・と思っている。
私自身を含めて、周囲にいる人たちも、皆、年を重ねてきており、今までとは違う反応を見せるのを経験すると、「これはイカンぞ!」という反応より、「あぁ、皆、順調だなぁ」と妙に納得してしまう自分が、一番変わったのかも知れない。
我が家の小さな庭に植えた花々が、ホント、イイ加減な世話しかしていないのに(或いは、していないから)、ある時期が来ると、実に華やかに咲き誇り、数年経つと、いつの間にか枯れてしまっている。
人間の命も、草花の命も、「自然に変わる」という観点からすれば、そう違いはないのだろう・・・そんな気がするこの頃である。