3年前くらいだったか、「花しょうぶ」の株が大きくなりすぎてしまったので株分けをした。
かたく固まった根を掘り起こして分解するのが如何に大仕事か・・・もう、生きているうちにはしたくないと思っていたのに、今年はもう、大分大きな株になって来ている・・・溜息
勝手に忙しがっていた5月が終わり、さぁ、6月はノンビリするぞ・・・で、最初のノンビリには「ホテルでアフタヌーンティ」を計画していた。
東京に出るのは面倒だし、どこか近場で無いかと探してみると、「箱根・山のホテル」で出来ると言うので、早速、友人と出かけた。
車の運転をする友人だが、箱根路を運転するのは嫌だと言うので、三島駅からバス(1時間程)で出発。
私自身は、車に乗せてもらうのは時間的、体力的には良いけれど、気分的には、案外、負担で、公共交通機関利用の方が気楽になれる、ま、ノンビリの一選択でもある。
私のいでたちは、TPOなど構わず(面倒だし、だいたい持っていないしね)常に同じ(熱射病対策の帽子と小型手提バッグ)だが、友人は、箱根は少し寒いかも・・・とカーディガンを持参し、日傘を持ち、勿論、バッグも持ってのスタイルだったので、手に3つも持つと何か忘れそうな気がしていたが、でも、しっかりした人だから大丈夫だろうと、特に注意も払わずにいたところ、案の定、「あっ、バスの中にカーディガンを忘れた!」と言う。
年ともに物忘れは常識ではあるし、私自身もそうであるが、案外、日常的に車を使用している人は、持ち物の確認には注意をしない傾向にあるように思う。
友人のカーディガンは、翌日、無事に戻ってきた。
その4日後、別の友人(最近まで車の運転をしていた)とランチをした。
その友人も、今日(結構な陽射しで)のいでたちは、無帽で日傘持参だったので、先の話をした。
友人は、そうなんだよね、なるべく荷物は少なくするようにしている・・・と。
ランチが終わり店を出て歩き始めたら、店主が追いかけてきて、「日傘をお忘れで~す」。
その足で喫茶店に寄り、小一時間ほど休んでからスーパーで買い物をした。
買ったものを袋に入れている友人を見ながら、「ねぇ、傘は?」と問うと、「あっ、忘れた!」・・・先程寄った喫茶店に忘れたようだ(未確認)。
ホント、人間って愉快だなぁ・・・と感じたというお話。