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IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

便利さを求めて来たものの・・・

2019-06-12 10:18:08 | この頃思う事

 

 

       

「イワタバコ」が今年も可愛く咲いてくれました・・・でも、株が増えないのは何故だろう?水分が足りないのだろうか

 


 

都会で生活している時に便利なインフラに慣れてしまっていたから、故郷での不便を如何に改善出来るか考え、まずの要である、銀行のネット取引が出来るように届けを出した。
入金は年金のみだから当然振込であり、支払はクレジットカードか銀行振込(ネットで)、自動振替等を利用、小銭を使う交通費用にパスネットを購入(但し、使えるのは関東地区で、肝心の地元では使えない)、ただ、如何せん現金だけはPCでは引き出せないので、どうしても現金が必要な時は近くのコンビニATMを利用していた。
ネット上でそれらの取引をチェック出来るので、残高を確認しながら必要な資金(という程の額ではないけれど)は、ネット内で移動する・・・という具合に、私的には、かなり便利で楽だと気にいっていたが、ある日、コンビニが閉店してATMが使えなくなり、手元の現金が補充出来なくなって(これはある意味無駄使いをしなくなるという効能あり)、出かける度に先々で、銀行やコンビニ探しをしなければならなくなった。

 

先日、急用があって何時もと違うバスルートで町に向かった時の事。
まず取引銀行でない地元銀行で出金しようとすると、「取引銀行の窓口に時間内にお越しください」とATMが受け付けない(エラー気味には、よく遭遇する)、取引銀行まで行けというの?それが面倒だからネットにしたのに・・・う~ん、困った!今、手元のお金では足りないかも知れないのに・・・と、まず思うが、でも、どうしようもないではないか(ケイタイも持ち忘れていたから、誰かに連絡も取れないのだ)。
で、そのままバスに飛び乗った(時は日曜で、バスは一時間に一本しかない)けれど、果たして目的までの交通費は足りるだろうか・・・小銭入れの現金を数えながら、バスの頻繁に上がって行く料金表とニラメッコ・・・久しぶりに乗るバスで、様子が分からないのだ、ホント、気が気ではない。
その後に、もう一回バスに乗り換え、JRにも乗り換えたが、結果としては何とか足りたけれど、まぁ、疲れた事。
到着した町で、早速に飛び込んた取引銀行のATMでは、何の問題もなく出金出来た・・・という事は、いったいどうした訳?聞きたいと思っても無人だし・・・もう怒る気力もない。

こんな小さな事ながら何回となく経験して、つくづく思うのは、「便利さを享受するには便利な所に住まわなければならない」ということだ。
開高健さんの言葉に「何かを得れば、何かを失う、そして何ものをも失わずに次のものを手に入れることはできない」というのが有るそうだが、「便利さを得れば便利さを失う(便利であることが当たり前になって、失った時一層不便さを感じるという事ね)、そして便利さ失うと再び便利さを手に入れることは出来ない」とモジって、対応力不足の自分自身を揶揄してみたが・・・あぁ~、溜息のみ。

 

コメント (4)
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