なかなか開花しなくて待ち焦がれていた「タチアオイ」が一気に咲いたものの、先日の台風のような大風で、大部分が倒れてしまった・・・残念!
姪が病の宣告を受けてから半年が経過し、先行きは不透明ながら、家族が其々なりに受け入れて、気持ち的には落ち着いて来たように見受けられる。
私の出来る事(唯一収入である傷病手当金の確保)も順調に手続きが進み、1回目申請分に続き、2回目申請分も振り込まれたと聞き、とりあえず、安堵した。
実は、その後、別のトラブルが発生し、この件に関しては素人が関わるよりも専門家に託した方が賢明と判断し、弁護士事務所に依頼する事にした。
弁護士と2か月余りかけ、その報告や手続きなどについて相談を重ね、解決はまだ先の事ながら、6月に入って漸く前向きな方向に動き始めることになり、ある種の緊張から解放された気分になった。
もう二十数年前の事、東京に出て最初に勤務した会社は、経理がめちゃくちゃな状況で、経理を担当する者の責任上、必死に立て直しを図り、どうやら、ある程度の形に落ち着いた時、突然、解雇を告げられるという体験をした。
私自身は、渡りに船的な感じで、喜んで辞職したが、その後、何事にも意欲が湧かず、約半年間、アパートに引き籠り状態で暮らしていた事があった・・・そう、自己診断では、完全に「燃え尽き症候群」だと判断した。
そんな経験をして来た私が、今、正に、「燃え尽き症候群」に似た症状を呈していると感じている。
でも、学習能力のある私は(ホントかな?)、ゴロリと横になったら、また、半年だ・・・と予見し、このところの日々、草だらけでゴミだらけの屋敷内の除草と清掃、それに、やはり荒れ気味な畑の手入れに邁進している(というより自分自身を追い込んでいる?)という訳だ。
←拡大してみてね!
久し振りに耕運機で畑を起こしたが、やけに耕運機が重いんだよね。
梅雨だというのに真夏の日照りの中、水を補給しつつ、2時間ほどの作業でも息も絶え絶えとなり、日陰の地面で大の字に転がって息を整える・・・こんな筈では・・・と思いながらも、まぁ、当然の成り行きだわなぁ・・・と、納得してしまう。
勿論、日課である笹の葉掃除は怠ける事無く(怠けたらお化け屋敷になってしまうから)・・・竹藪にニョキニョキ伸びて来るタケノコを切り倒し・・・鬱陶しく覆いかぶさっている庭木を剪定し・・・取っても取っても伸びて来る無限の草を取り続け・・・止めると決めたチャリで買い物にも出かけるし・・・そうそう、熟して落ちた梅(妹宅のものだが)を拾ってジュースを作ったな、等々・・・常には「ヤッコラッショ」と掛け声をかけ、お尻を叩かねば上げない重い腰なのに、なんと、朝一から、サッソウ(?)と動き回っているのだから、ま、人間は強いものよ・・・と、我ながら感心する。
家の雑用って、よくまぁ、次から次へと出て来るものだなぁ・・・半ば、呆れるくらいだが、それに救われている感もあるしね。
そのお陰か、多少「燃え尽き」的であっても、そう落ち込みもせず、梅雨の真っ只中(だけど雨が少ないなぁ)を送っている私である。
あ、昼食時には、「カルーア(テキーラのリキュール)」は欠かしません!・・・もしかすると、それがエネルギー源かも?