明るい色が好きな姉が、球根を買って植えた「ゆり」。姉にしては、珍しい「しらゆり」です
大型台風が接近中・・・と言うことで、このところ、突然、大粒の雨が落ちて来たり、強風だが生暖かい風が吹いたりで、外出することが出来ない。
どうして?と問わないで下さいね・・・「人間モーターオープンカー」では、安心して出られないのですよ。
歩けば?とも言わないで下さい・・・風が前後左右、若しくは、あらゆる方向から吹いてくると、傘なんて差せないではありませんか・・・。
だから、おおっぴらに、「草取りしたいんだけれど、この雨がねぇ」と言い訳できる訳で・・・。
では、何をしているのかといえば、毎度の事で、「TV」か「DVD」を見て過すという、定番のスタイルである。
「ドラマ」も見飽きたし、熱中出来るものがないから、リモコン片手に、チャンネルをあちこち移動しながら、何となく興味を感じるところを見たりしている。
そんな中で、「カラーでみるインドシナ戦争」という番組の、ベトナムがフランスの植民地から独立をしようとした時から、アメリカが取って代わったベトナム戦争終局まで、TVで見るには、かなり厳しい映像に釘付けになった。
何年か前(解放から30年くらい後)に、ベトナム・ハノイからホーチミンまで、バスや列車で、短い旅をした。
まだまだ、国内には戦争の爪跡が見られたが、徐々に、近代化を進める姿もあって、私的には、上向きのエニルギーが懐かしいような、好ましいような感じを受けた。
今は、海外に出ることはないけれど、ベトナムには、もう一度、行って見たいという思いはある。
その旅では、別な感じも受けた・・・(私の一方的で、表向きな面を垣間見ただけだが)何故、彼等はフランスやアメリカに対して憎悪を持たないのだろうかと。
韓国でも、中国に於いても、居心地の悪さを体験(個人的な付き合いの人とは、嫌な体験はありません。きっと、彼等が配慮してくれていると思う)したのは、 私の偏見だけだと言い切れないと思う。
だから、不思議に思っていた。
この番組の最後に、ベトナム人(かつて、彼が所属していたのが南であったか、北であったか忘れてしまった)がインタビューに答えて、この言葉が紹介された。
・・・・(アメリカとの)和解を望みます。アメリカを許すことによって、国が再建できるのです・・・
どう解釈するかは、人、それぞれでしょうが、ぼんやり頭の私は、ベトナム人の懐の深さと思いたい。
(左)槿、(右)ノウゼンカツラ・・・夏の終わりを華やげてくれています