IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

毎日新聞コラムから・・・「個性的」は悪口か

2014-06-11 17:42:40 | この頃思う事


  梅雨に入る前の、我家の玄関口。11日現在、雨に打たれて、見る影も無いので、隅の方へ片付けた。


 

6月10日付、毎日新聞 コラム発信箱 夕刊編集部 小国綾子氏(以下、抜粋)

 

・・・インターネット上で言われて、あなたが「悪口」と感じるのはどの言葉?
① まじめだね
② おとなしいね
③ 天然だね
④ 個性的だね
⑤ マイペースだね
これ、無料通話アプリ「LINE」の運営会社が静岡大と研究中の、ネットコミュニケーションを学ぶ授業での質問だ。
静岡私立中のある2年生クラスで尋ねて見たら、一番多くの生徒が選んだのが、「個性的だね」だったと言うから驚いた。
他人と同じであることに価値を置く同調圧力の強い彼らの人間関係は、褒め言葉であるはずの「個性的」すら悪口になってしまうのか。
・・・同じ授業でLINEにストレスを感じる場面を尋ねたところ「すぐ返信がない」の次に多かったのが「なかなか会話が終わらない」だったという。
・・・「個性的だね」と言われることすら恐れる子供たち。その向こうには「個性的」であるより、組織や集団で浮かないように生きている親たちがいるのだろう・・・


 

「う~む!」と腕組みをしてしまった私。
「個性的」という言葉に魅せられている私ではあるが、確かに、それを、諸手で享受できないものが有るのを感じる事がある。
私に向けられる「個性的だね」という称賛は、多分に、「あなただから出来るんだよ」という、ちょいと差別的な影の声が潜んでいるようだ。
私は、居直って、「そう、私だから出来るの」と言い返すけれど、内心では、「そんな言い方無いでしょ」と思い、それに耐えるのは、結構、辛いものがある。
で、「私は、個性的な人間だから耐えられる」と、自分自身に言い聞かせ、「言ったところで、分からんし・・・」と、納得する事も、ママ、ある。

要は、現状の日本で、「個性的」を褒め言葉と認識させるのは、そう、簡単ではないとj感じるのだが・・・如何。


 

 

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コルドバ(スペイン)のパティオ祭り・・・WYさんから花便り

2014-06-10 05:49:24 | 小さな旅への誘い

       

「見て、見て!」と主張している花々をご覧ください(クリックで拡大画像へ)


 [写真と文:WYさん提供]


ご無沙汰しています。

スペインから5月21日に戻りました。

コルドバのパティオ祭りに参りましたので、花の写真を添付します。

いつもブログを拝見しています。
ブログを見て想像するところ、伊豆の花宅の庭は、広大で、自然のまま(実際は手をかけていることも知っていますが)、そこには、季節折々の、優しい花が咲いている・・・そんなイメージです。

今回は、伊豆の花さんの庭とは対極にあるともいえる、コルドバのパティオ(中庭)を見てきました。

コルドバ・旧ユダヤ人街にある住宅には、パティオがあり、中庭の空間を、アーチをもった回廊と緑と水場で、演出しています。
普段は、個人住宅で中に入れませんが、5月の1週間だけは、無料で開放され、11時~22時まで見学できます。
長いシェスタ時間を除いては・・・。

15軒ほど見たパティオは、溢れんばかりの鉢植えの花々が(私を見て!見て!)と、四方八方から、言っている賑やかさです。
また、パティオの住人も、アーチ内の回廊には劇的効果を高める為、小物を置いて、しっかりと演出しています。

そんなパティオの写真です。
PCを使いこなせず、クラウドに保存した写真に、ノートがついてしまっています。
さらに、送付の写真が、正しく表示されるかも不明です。
済みません、そのうち研究します・・・そのうちとはいつになるやら?

熱いアンダルシアの太陽の下で飲むビールは、飲めない私でも最高でした。

先日、花の稽古で流れていた日本人女性ジャズボーカリスト(若い)の声が、耳に心地よかったので、名前を先生に聞きましたが、いつも通り、すぐ忘れました。

春がなく、暑さの後は雨もと、荒れ模様で・・・・天の神の怒りか・・・体調には、くれぐれも気を付けてください。

 


※ スペイン貴族もビックリか・・・という我家の広大な(?)庭ですが、さすが、「パティオ」には及びもつきません。
     「わび」「さび」の庭という事で、妥協させて貰いますね・・・伊豆の花


                


 

 

 

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「梅雨」の晴れ間に・・・

2014-06-09 09:41:09 | 晴耕雨寝

   

梅の成長と収穫したキタアカリ(画像クリックで拡大表示)


6月8日の事。

朝6時、青空が見えている。
何となく、ほっとした気分になるのは、今年の「梅雨」は長くなるかも・・・というニュースを聞いた為だろうか。

母の朝食を用意した後、洗濯機を回して置きながら、畑に出かけた。
先日来、気になっている「梅」を収穫したかったからで、小一時間もあれば完了するつもりだったのに、3時間くらい掛かってしまった。
計っていないので分からないが、かなり大きなバケツで、5杯では収まらない量である。

じゃがいも(キタアカリ)を植えたところが、近隣の「田植え」のために、水が入ってきて仕舞っている。
初めから想定済ではあったが、いもが腐ってしまうのも、もったいない事だから、一応、掘ってみた。
まあまあの出来具合だったので、数株を収穫する。
後の分は、もう少し、晴天が続いたから収穫の予定にした。

家に戻って、洗濯仕掛けたものを干し、収穫した「梅」を選別し、「梅シロップ」用に2瓶だけ作った。
後の分は、我家でだけは処理できないから、あちこちに電話を入てれて打診するも、皆に断られた・・・この辺りでは、大体、どの家も、梅の木を持っている。

今日の作業で、足腰がギシギシと悲鳴をあげている。
もう、限界・・・この「梅」の事は、明日、考えよう・・・・疲れた!お腹が空いたなぁ、そうか、朝ご飯を食べて無かったんだ。


 

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「梅雨」・・・杜甫の詩から

2014-06-07 16:04:03 | この頃思う事

雨中の「ヒメオウギ」


今日で3日間連続、雨、雨、雨・・・

買い物にも出られず、洗濯をしても干せず、農作業もまゝならず・・・
本当は、しなければならない事はあるのだけれど、気分が乗らない。
で、新聞を広げて、何時もの斜め読みを始めた。

毎日新聞の「余録」欄は、必ず、目を通す。
何気ない日常の営みが、意外と、面白い起源がある事を教えて貰えるからだ。

6月6日付、「梅雨」に関する記事が掲載されていたが、唐の詩人・杜甫に「梅雨」という詩があるとか・・・
早速、ネットで、詩の内容を検索した。

    梅雨    杜甫

南京西浦道    南京の西の浦の道 

四月熟黄梅    四月にして黄梅熟す 
 
湛湛長江去    湛湛たる長江は去り 
冥冥細雨來    冥冥たる細雨來たり 
 
茅茨疏易    茅茨は疏にしてし易く 
雲霧密難開    雲霧は密にして開き難し 
 
竟日蛟龍喜    竟日、蛟龍は喜び 
盤渦與岸迴    盤たる渦と與に岸を迴る  (一部、漢字変換が出来ないため、他文字を流用・・・by伊豆の花)


(解釈) 

南京の西、犀浦の浦沿いの道では、
四月ともなれば黄梅が熟し始める。

清々たる長江の流れを去らせるように、
暗々たる雲と共に細雨が降り出し始める。

草臥れた茅葺き屋根では、雨漏りが激しく湿気やすい。
雲霧が密になっており晴れ間が覗けないため、情況は好転しない。

こんな日にあっても、蛟龍ならば喜んでいよう。
流れによって出来た渦と一緒になって、岸を迴っている事であろうな。 

(WEB「詩解」より転載)

 

「梅雨」というのは、中国から伝わった言葉で、「入梅」「出梅」も中国語にあると言う。
日本付近の偏西風の動きで、「梅雨」も変化するらしいが、これまた偏西風は、南米ペルー沖のエルニーニョ現象などに左右されるのだとか・・・
この「余録」欄の総括として、
「太平洋とアジアにまたがる壮大な大気のドラマによって様相を変える列島の梅雨景色である」とあった。

ぐずぐずとして嫌な天気ではあるが、何となく、気分が大きくなって、「梅雨」を楽しめるような言葉だと思いませんか・・・

 


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OTさんから「天城山・シャクナゲの花」便り

2014-06-04 09:17:15 | 三六趣味の会便り

[写真と文:OTさん提供]

     

 

5月22日に、「天城山の猿山」に、シャクナゲを見に行って来ました。

猿山へは、登山道が無く、伊豆ハイキングクラブのベテランに連れて行って貰いました。

予想以上にシャクナゲの木が多く、参加者の一人は、歩いている尾根を「ここはシャクナゲ街道」などと言いました。

 


     

       トウゴクミツバツツジ

5月25日(日)に、妻が、伊豆ハイクの仲間と、「天城山(万次郎岳と万三郎岳)」に行って来て言うには、シャクナゲが素晴らしかったとの事。

テレビ放送もあった為か、凄い混雑だったとも。

この話を聞いて、翌26日(月)は、元々、登山の予定は無かったけれど、天城山へ行って来ました。

話のとおりで、シャクナゲの花は見事でした。

一部の株は、少し遅かったかなというところでしたが、殆どの株は、丁度満開状態でした。

先週見た猿山の株より、花の着きが多く、見応えありました。

また、トウゴクミツバツツジも満開で、こちらだけでも満足できる状況でした。

 

※ 今年は、どの花も、見事な風情を見せてくれているようですね。春先の雪の恩恵かなぁ?・・・なんて、素人考えで思っています(by 伊豆の花)


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6月ですよ・・・

2014-06-02 12:27:34 | この頃思う事

 

野生の「紫蘭」は、絶滅危惧種だそうです。我が家のものは、野生なのか園芸種なのかは、定かではありませんが・・・

 


 

5月が終われば、次は6月・・・当たり前ながら、毎年、ため息が出ます。
もう、1年の半分に差し掛かっているんですよね(その事は、とりあえず、横に置いて)、どちらかと言えば、嫌いな季節です。

九州地方は、「梅雨」に入ったとか・・・
ニュースでは、今年の梅雨は早いとか、遅いとか(つまりは、イイ加減に聞いているので、定かな事ではありません)、何か言ってましたが、私は、何時までも、グズグズと降られるのは嫌ですね。最近、南国のスコールのような、突然、降ってきて、さっぱりと上がる・・・そんな気候になっているようにも感じます。

いずれにしても、湿気に弱い我家では、快適に過ごせる対策を考えなければいけません。
といっても、毎年の事ですから、目新しいものが登場することは無いでしょうが。
まず、エアコンでは、常に、冷気を維持し、次に、乾燥機と扇風機で、部屋の空気を回転・移動させて、湿気を取り除く(洗濯物が乾かないのが、一番、イラつきますね)・・・そうそう、部屋に物があるのも、暑苦しいので、なるべく、置かない事・・・結構、大事です。
憂鬱な6月(案外、7月も梅雨のハンチュウです)を乗り切るには、今の私の体力(体重ではありませんよ、気力が・・・です)では、ちょっと苦しいかなぁ



 

「エビネ」の花


 

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