十国峠から見た富士山は、まるで水墨画の世界のようで、今日は、最高の「富士日和」でした
←拡大すると・・・右:富士山、左手前:愛鷹山、左奥:南アルプスが見えますよ。
4日朝8時、電話が鳴った。
「ねぇ、今日は晴れるから、これから箱根に行かない?」と、友人からの電話である。
「えっ、何処へ?」と一瞬、戸惑う私に、友人は「岡田美術館」と答えた。
そうだった、そうだった・・・以前から、この岡田美術館の噂は聞いていたが、主に「陶器」や「日本画」のコレクションという事と、入場料が2800円と、私にはとんでもない料金で、進んで出向こうという気にならないでいたのだ。
でも、お誘いとなれば、これも縁である。
一度、見ておくのも悪くは無いと思い直し、午前10時半に迎えに来て貰う約束をした。
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友人は、美術館が目的ではあっても、ただ、そこに向かって一途・・・という性格ではないから、「十国峠で富士山観賞」コースを取り、その道すがら、毎度利用するレストラン(それなのに、2人とも、店の名前は知らないというイイ加減さ)にてランチを取った。
店内では無く、テラスで気持良い秋風に吹かれながら食事をする・・・とても解放された気分になり、「これに勝る贅沢は無いな」と、思う・・・誘ってくれた友人に感謝である。
レストラン入口
本日のランチ(珈琲は別)
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本日ドライブの主目的:若冲と蕪村展(パンフ転載)
友人は、すこぶる「若冲」好きで、まだ、私などが知らない内からの、年季の入ったファンである。
初めて友人に誘われて観賞した以来、私も、かなり、「若冲」を観て来たが、華やかな色彩は観賞するには良いけれど、やはり、私的好みから言えば、若冲の作品でも、「墨一色」の方が落ち着く。
友人は、また、「蕪村」の実物観賞の経験がなくて、どうしても見たかったと言う。
今回の展示品にはいたく感銘、2800円払っても満足だと言う・・・メデタシ、メデタシというところかな?
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急遽出かけて、たくさんの美術品観賞(1階から4階まで、各階に6~7室の展示室があったと思うが・・・)は、私にも、かなりの疲労感があった。
友人は、そうは言わないけれど、疲れただろうと思う。
また、日を改めてディナーをする約束をして別れた・・・帰宅時間は午後5時半。