三島・隆泉苑の回遊式庭園で・・・
まだ暑い、日差しを避けて散歩しましたが、庭園に射す木洩れ日には、何故か優しげな空気が漂います。
10月も半ばを過ぎました。
前半の、私にとってはケタタマシかった日々から開放され、今日(18日)は、の~んびりと、三島・佐野美術館での、「横山大観・・・大気を描く展」で、時間を過ごしました。
(パンフより転載)
三島楽寿園と佐野美術館には、三島市が市民に無料券を配布していて、市民である友人のお蔭で、私も、その恩恵に浴しているのですね、ホント、有難い事です。
それに引き替え、我が市では、全く、な~んもない町(美術館もないし、公園も無い)だから、余録のような楽しみがないのです(と、何に付けても、わが身の欲得に結び付けるオバサン特有の症状が顕著になりまして、スミマセン!)。
前から、行こうよね・・・と、約束していた和食店で昼食を取り、友人は、午後から、箱根・成川美術館に行きたかったようでしたが、私自身が、「疲れているから、またの機会に・・・」と、断り、行きつけのお気に入り喫茶店で、とても長い時間をかけて、珈琲(450円なのに、デザートやら、お茶やら、お茶菓子など頂き・・・)を味わいました。
帰りがけに、店主から、またまた「お土産」を手渡されたのですね・・・「ハロウィン」のサービスだと言うのです。
商店街を挙げて、「ハロウィンイベント」を開催しているのだそうです・・・又しても、我が市では、と思うものの、「言う事なし!」です。
友人の友人(私にとっても知人)は一人娘である為、お母様の介護真只中で難儀をしているらしいのですね。
友人は、時折、様子を見に、ご自宅を訪問しているのですが、やはり、気休め程度であり、彼女の負担を減らすまでには行かないのでしょう。
私の介護経験を聞きたいと言うので、「私の介護は、母と私の関係の中でしか有効でないから、彼女には参考にならないと思う。ただ、一人で何もかもやろう、やらねば・・・と思わないで、使える援助は進んで利用したら良いし、他人様の口出しなど気にしない方が良い・・・とだけ伝えて」と、友人には話しました。
「秋10月」とは言っても、まだ、「夏の香り」が残っている街で、友人と、とりとめに無い会話をし、心の中をカラにしました。
帰りの電車の中で、「そうだ、明日にはこれをしなくては・・・」と思い出した予定事もあったり・・・
こんなボーっとした一日も、我が歳になれば、大切な時間なのです・・・よね。
*** 三島市内での、私の好きな風景です ***
左:三島駅傍・喫茶店からの眺め 中:青々とした「八つ手?」に射す陽光 右:回遊式庭園石畳と木漏れ日