宿で見た天気予報は朝方雨でのち晴れとなっていた。 よしよしと思い、9時に宿を出た。国道1号で、そのまま五条通りへ。 石川丈山が築いたと言われる洛中きっての名園、東本願寺別邸「渉成園」を見学しようと行ってみたが街中で道が狭く、駐車場が無く雨の止む気配も無かったので諦め、空の様子を見ながら嵐山に向かった。 平日なので土日と違い車が少なく大覚寺や清涼寺を回り、10時半に渡月橋に一番近い駐車場に到着。 ちりめんの小さな布に思いを込めて・・・・・。お細工もの、の魅力を今に伝えたい。と言う「ちりめん細工館」を見学、京都らしさが感じられました。
そして嵐電嵐山駅にある嵐山温泉「駅の足湯」で休憩。 ここはホームの中にありますので入場券を買って入りました。足湯に浸かりながら作戦会議、とは言っても私の独断で足を伸ばす事にした。奈良へ。 奈良なんて何十年ぶりだろうと思いながらR1~R24経由で車を進めた。 嵐山から約50キロ、2時間ちょっとかかり興福寺へ。 猿沢の池ではフジテレビのドラマ撮影があり、猿沢の池に映る興福寺の五重塔を撮ろうと考えていましたが出来ませんでした。 興福寺も金堂が工事中で少しプラプラしてから東大寺へ移動。 興福寺は東金堂と五重塔を撮りました。
奈良に入ってビックリした事は、興福寺でも東大寺でも境内、参道、公園に参拝者と同じ様に沢山の鹿がいるのです。 こんなに身近で見たり、一緒に歩いたり、なんか妙な感じがしました。
天平の文化を伝える東大寺 見てビックリするほどの大きさですが、創建時と比べると横幅が約三分の二に縮小されているそうです。それでもその大きさに圧倒されます。 どうやってこんな大きなものを造ったんだろう ご本尊の毘盧舎那仏を安置する金堂は、間口57m・高さ48m・奥行50mもある木造建造物としては世界一の規模を誇っているそうです。
東大寺は奈良時代の中頃に聖武天皇の発願によって創建された。 大和の国分寺として建てられたが、盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)が本尊とされたために、大規模な伽藍が営まれたようです。 天下泰平・万民豊楽などを祈願する道場と教理研究所を兼ねる寺で、多くの学僧を輩出したそうです。 開山は良弁(ろうべん)僧正。
当時の庶民は境内に入れず、朱塗り回廊の中門の外から、大仏様のお顔を参拝したと模型がありました。 今では大仏様の足元まで庶民の私達が参拝できる事の幸せを感じました。